少年〈1983年〉

【解説/みどころ】
父なし子のシャオピーは母親が金持ちと結婚したために、突然裕福な家庭のお坊っちゃんになる。周囲から大事に育てられ、幸せな幼年時代を送ったシャオピーだが、中学生になると不良の仲間に加わってケンカばかりの毎日。見かねた義父の戒めに対してシャオピーは“本当の父でもないくせに”と口にしてはならない言葉を吐いてしまう。そしてその一言から一家は崩壊していく……。前半のおとぎ話のような世界から、後半一転して硬派な内容へと移っていく物語の流れはスムーズで、画面の美しさも一級品。製作、脚本にH・シャオシエンが協力しているが、監督のチェン・クェンホウの演出力も確かなもの。台湾映画の隠れた傑作。
- キャスト
- チェン・チュンフォン/ チュエフー・スエン/ イー・スンツウ/ ツェン・ツァンウェン/
- スタッフ
- 監督: チェン・クェンホウ 脚本: ホウ・シャオシェン 製作総指揮: ミン・チ 原作: チュー・ティエンウェン
- 上映時間・制作年
- 94分/1983年
- 制作国
- 台湾
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