あんなに愛しあったのに

【解説/みどころ】
「特別な一日」と並ぶ、E・スコラの1970年代における代表作。モスクワ映画祭金賞をはじめとする、数々の映画賞に輝いた一編である。第二次大戦中、アントニオ、ジャンニ、ニコラは、友情で結ばれたレジスタンスの同志だった。やがて終戦、3人は病院の担架係、弁護士の助手、教師と別々の道を歩むが、ルチアーナという一人の女を全員が愛してしまい……。1945年から1974年にいたる30年間の3人の涙と笑いの人生が描かれる。また、この作品はイタリア映画そのもののオマージュともとれて、V・デ・シーカ、F・フェリーニ、M・マストロヤンニが実名で特別出演しているのも見どころ。特に、フェリーニ、マストロヤンニによる「甘い生活」の噴水シーンの再現は、映画ファンにとってこたえられない。モスクワ映画祭金賞を受賞。
- キャスト
- ニーノ・マンフレディ/ ヴィットリオ・ガスマン/ ステファニア・サンドレッリ/ ステファーノ・サッタ・フロレス/ マルチェロ・マストロヤンニ/
- スタッフ
- 監督: エットーレ・スコラ 脚本: エットーレ・スコラ アージェ・スカルペッリ
- 上映時間・制作年
- 123分/1974年
- 制作国
- 伊
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