大泉洋、綾瀬はるかと初共演 月9『元彼の遺言状』でタッグ
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女優の綾瀬はるかが主演する4月スタートのドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系/毎週月曜21時)に、俳優の大泉洋が出演することが発表された。巨額の遺産を狙うミステリアスな役どころを演じる。大泉のフジテレビ連続ドラマ出演は、月9ドラマ『ラッキーセブン』(2012)以来10年ぶり。綾瀬とは初共演となる。
【写真】『元彼の遺言状』原作書影
2021年第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した新川帆立の同名小説をドラマ化する本作は、主人公・剣持麗子が、元彼・森川栄治の残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、依頼人と共謀して遺産を狙うリーガルミステリー。
大泉が演じるのは、麗子(綾瀬)に遺産山分けの提案を持ちかける謎の依頼人・篠田敬太郎。元彼を殺した“犯人”になりすまし、麗子と共謀して巨額の遺産を狙うミステリアスな役どころに挑む。篠田は原作でもストーリーのカギを握る重要人物として登場するが、ドラマ化に当たりキャラクターをより深化させ、麗子と行動を共にする“相棒”として描かれる。なお、著者の新川もドラマ版・篠田に大きな期待を寄せている。
篠田は、麗子の元彼・栄治が暮らす軽井沢の別荘の管理人を務める男。病気がちな栄治の面倒を見ながら居候させてもらっている。栄治にとっては大学時代のサークルの先輩だ。物腰が柔らかくたたずまいもスマートで、その人畜無害な様子に麗子も一定の信頼を寄せるようになる。ミステリー作家を目指しているとのことだが、定職に就かずブラブラしている篠田の過去を、栄治亡き今となっては誰も詳しくは知らない。人目の付かない栄治の別荘に身を置く理由が他にもありそうで…。
ある朝、篠田は栄治が部屋で椅子にもたれて亡くなっているのを発見する。死因は風邪をこじらせての病死とされた。栄治には1080億円という巨額の遺産があり、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していた。篠田は、栄治とかつて交際していた麗子に連絡し、遺言状の詳細を麗子に伝える。巨額の遺産に心が揺れ動いた麗子は、遺産の山分けを条件に「完璧な殺害計画を立てましょう。私があなたを殺人犯にしてあげる」と約束するのだった…。
演出・鈴木雅之は、大泉がテレビドラマ初主演を務めた2006年放送の新春スペシャルドラマ『おかしなふたり』(フジテレビ)でメガホンを取り、今回16年ぶりに再タッグを組むことに。
大泉は「今までにも数々の名作を撮ってきた監督が綾瀬はるかさん主演でミステリードラマを撮る。絶対面白いやつです! そこに私も出させていただけるなんて、もうもうもう、犬なら延々と、尻尾追っかけて回ってるんじゃないかというくらい楽しみです」とコメントしている。
ドラマ『元彼の遺言状』は、フジテレビ系にて4月より毎週月曜21時放送。
コメント全文は以下の通り。
■大泉洋(篠田敬太郎役)
今回のお仕事は“楽しみです!”以外に言葉が見つかりません! 綾瀬はるかさんとの共演、なんて面白そう! 鈴木雅之監督、16年前、まだ右も左も分からない私を主演にしてドラマを撮って頂いて以来です。今までにも数々の名作を撮ってきた監督が綾瀬はるかさん主演でミステリードラマを撮る。絶対面白いやつです! そこに私も出させていただけるなんて、もうもうもう、犬なら延々と、尻尾追っかけて回ってるんじゃないかというくらい楽しみです。頑張ります!!
■演出・鈴木雅之(フジテレビ第一制作部)
大泉さんは、大泉さんにしか出せないキャラクターを持ってらっしゃる。他の方には代えがたい魅力があります。綾瀬さんと大泉さんというバディはとても魅力的ですよね。大泉さんがどんなキャラクターを演じられるのか注目度は高いでしょうし、いい作品になるようスタッフみんなで頑張りたいと思います。