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もしも、江戸時代に最新家電が届いたら!? 滝藤賢一主演、BS松竹東急開局ドラマ4月開始

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ドラマ『家電侍』メインビジュアル
ドラマ『家電侍』メインビジュアル(C)BS松竹東急/PROTX

 俳優の滝藤賢一が主演を務めるドラマ『家電侍』が、3月26日に開局するBS松竹東急(BS260ch・無料放送)の土曜放送の連続ドラマ第1弾として、4月2日よりスタートすることが決定した。

【写真】滝藤賢一『家電侍』キャラクター写真

 本作は、江戸時代の長屋に暮らす貧乏浪人・四十郎の元に、ひょんなことから現代の最新家電が届くようになり、それが原因でさまざまな事件が巻き起こる時代劇コメディ。これまでに『バイプレイヤーズ』『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』などを手掛けた濱谷晃一が原案・プロデューサーを務める。

 濱谷と滝藤がコンビを組むのは、滝藤がドラマ初主演を果たした『俺のダンディズム』(2014年)、『コタキ兄弟と四苦八苦』(2020年)に続く3度目。監督は、バラエティ番組の演出家として活躍しながら『ワーキング・デッド~働くゾンビたち~』『LOVE理論』など斬新なドラマ作品も手掛ける西古屋竜太が担い、史上初の家電SF時代劇を映像化した。

 貧乏長屋で妻と息子と暮らす兼梨四十郎は、ふと訪れた神社でタブレット端末を発見。すると、わけもわからぬまま現代の最新家電が届くようになり、長屋での暮らしは激変する。四十郎は、家電の登場によって初めて、妻の偉大さに気付き、次第に心に変化が訪れることに。そして、物語の終盤では、四十郎の身にとんでもない事態が…!?

 主人公の四十郎役を演じる滝藤は「8年前、私の初主演『俺のダンディズム』の撮影現場で、プロデューサーの濱谷さんから、次は、侍がタイムスリップして家電を持ち帰るという話をやりたいと誘っていただきました」と明かし、「しかし、いつまで経っても台本が届かない…おい!8年もあったろ!どんだけ練りに練ってるんだ!ということで、8年間役作りしていたので準備万端で臨みました」とコメント。

 「俳優人生26年、数々の修羅場をくぐってきたと自負する滝藤ですが、もっとも過酷な21日間でした。連日雪が降る寒さと凍ったオニギリ、膨大なセリフ、底なし沼のように終わらないシーン数の多さに撮影1日目で心が折れました。野生のイノシシが10頭くらい、撮影現場を物凄い勢いで駆け抜ける現場でした」と撮影を振り返り、「家電がいかに多くの人々を幸せにしているか。そのありがたさを今回改めて感じました」と語る。

 さらに、「家電によってより深まる家族愛。自分の考え方ひとつで些細なことも幸せに感じることができるかもしれない。小さな幸せをひとつひとつ拾っていき、自分の人生を豊かにしていく。そんなドラマだと思っております」と自信を見せ、「“家族たるもの支え合って生きていかねばならぬ。“劇中の四十郎の言葉です。今の世の中にこそ強く感じずにはいられません」と呼びかけている。

 濱谷プロデューサーは「8年前、テレビで『家電芸人』を見ていて、ふと思いつきました」と企画立ち上げのきっかけを明かし、西古屋監督は「300年前の江戸時代に存在しない“現代の最新家電”を目の当たりにした滝藤さん演じる貧乏侍・四十郎のリアクション芸。想像の斜め上を行く多彩かつインパクト抜群のお芝居は必見です」とメッセージ。また、BS松竹東急の村崎冬季プロデューサーは「松竹と東急がタッグを組んで今までにない、新たなエンターテインメントを生み出すBS松竹東急のコンセプトを体現したような『家電侍』を観て頂き、私達の攻めの姿勢をぜひ、感じて頂きたいと思います」と話している。

 ドラマ『家電侍』は、BS松竹東急にて4月2日23時より放送。

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