河崎実”不条理どうぶつシリーズ”、『いかレスラー』『コアラ課長』に次ぐ新作は『タヌキ社長』
『いかレスラー』『コアラ課長』に続く河崎実監督の“不条理どうぶつシリーズ”最新作となる映画『タヌキ社長』が、5月20日より全国公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
【動画】“不条理どうぶつシリーズ”最新作『タヌキ社長』予告編
本作は、かつての東宝映画のドル箱、森繁久彌の「社長」シリーズをベースとした、会社で起こるさまざまな出来事とともに社長とOLとの恋を面白おかしく描くコメディー映画。何の説明もなく、社長がタヌキの着ぐるみ姿で登場し、物語が展開する。『いかレスラー』『コアラ課長』『かにゴールキーパー』などでおなじみの河崎監督・不条理どうぶつシリーズの系譜の作品だ。
信楽矢木雄、55歳。彼は一代で信楽酒造を業界有数の企業に仕立て上げた。きょうも大手百貨店への納入をめぐってライバル会社との戦いに日夜励んでいた。彼はバツイチで、愛した奥さんを病気で亡くしていた。もう二度と結婚はしないと誓った社長だが、部下のOL・房子は社長を愛していた。しかし房子を好きなライバル酒造会社の社長のドラ息子がなにかと横車を押し、宴会好きの営業部長や慎重な総務部長らが絡み合い、てんやわんやの騒動を繰り広げる。
タヌキ社長の声を務めるのは、『ドラえもん』『鬼滅の刃』『呪術廻戦』など数々の人気アニメに出演する関智一。出演はこのほか、町あかり、お笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおと池田直人、モト冬樹、吉田照美ら。
映画『タヌキ社長』は、5月20日より全国公開。