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映画「今はちょっと、ついてないだけ」特報映像公開 玉山鉄二がカヌーで大自然の中を進む

エンタメ

記事提供:ZipangWEB
映画「今はちょっと、ついてないだけ」の1シーン
映画「今はちょっと、ついてないだけ」の1シーン(c)2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

玉山鉄二さん主演、伊吹有喜さんの同名小説(光文社文庫刊)が原作の映画『今はちょっと、ついてないだけ』(4月8日から、新宿ピカデリーなどで全国順次公開)の特報映像が2月22日、公開された。


映画は、かつて秘境を旅する番組で人気カメラマンとして脚光を浴びながら、表舞台から姿を消した立花(玉山鉄二さん)。彼に写真を撮る喜びを思い出させ、以前とは違う形で再び自然へと導いたのは、シェアハウスに集う不器用な仲間たちとの笑顔の日々だった。失職した元テレビマンの宮川(音尾琢真さん)、求職中の美容師の瀬戸(深川麻衣さん)、復活を望む芸人の会田(団長安田さん)。立花も彼らも、ゆったり流れる時間の中で、それぞれの“心が本当に求めるもの”を見つけ出そうとしていた……というストーリー。



『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の柴山健次さんが監督・脚本を務め、千葉県茂原市、長野県千曲市、愛知県幸田町、長崎県島原市の4都市の協力で製作された。ほかに高橋和也さんらが出演する。


特報は、不本意ながら借金を抱え表舞台から姿を消した立花が、宮川、瀬戸、会田ら“今はちょっと、ついてない”仲間たちとシェアハウスで過ごす日々を映し出す。美しい緑の木々に囲まれた北竜湖でのカヌー。心も身体も温まる一杯のコーヒー。共に時間を共有しながら、「今ここにたどり着き、生きている」主人公たち。「ゆっくり、進もうか」と再びカメラを構える立花の気持ちが静かに伝わる映像だ。


柴山監督は「この物語は30代半ばから40代の人生模様に絞っている。一通りの体験を経た世代であり、立ち止まってしまう時期であり、振り返ってしまう時期。自分のこれまでが、これからが、正しいなんて言い切れない不安感の中、それでも月日は流れていってしまう。誰もが必死で生きていると知りながらも、自分だけが苦しんでいるんじゃないかと、考えてしまう」としたうえで、「様々な人生模様を通して、物語の受け手の私たちにも、同じ思いを見せてくれる。 苦しみも哀しみも引き受けて、この先を生きるんだと、勇気を与えてくれる物語。がむしゃらに働くことが善しとされ、疲れ果てている世代に、 包み込むような愛のある眼差しの映画となる」とコメントしている。



また、「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」で2月26日に開かれる賞「映画のまち調布賞」授賞式で、同作の世界最速上映が決定。柴山監督と玉山さん、深川さんによるトークイベントも予定されている。



監督/脚本:柴山健次『流れ星が消えないうちに』(15)、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(18)

原作:伊吹有喜「今はちょっと、ついてないだけ」(光文社文庫 刊)

出演:玉山鉄二、音尾琢真、深川麻衣、団長安田(安田大サーカス)/高橋和也 他 

主題歌:Age Factory 「First day song」

配給:ギャガ 




オフィシャルHP:https://gaga.ne.jp/ima-tsui/ [https://gaga.ne.jp/ima-tsui/]

オフィシャルTwitter:twitter@ima_tsui

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