カンヌ絶賛『帰らない日曜日』、生涯心に刻まれた壮大な愛を描く予告映像解禁

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第88回アカデミー賞6部門にノミネートされた『キャロル』を手掛けたエリザベス・カールセンとスティーヴン・ウーリーが製作を手掛けるイギリス映画『帰らない日曜日』より、ヒロインの心に生涯刻まれた壮大な愛の物語を描く予告映像が解禁された。
【動画】カンヌ映画祭で絶賛『帰らない日曜日』予告
第74回カンヌ国際映画祭のプレミア部門に正式出品された本作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロのほか、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛されたグレアム・スウィフトの小説『マザリング・サンデー』(新潮クレスト・ブックス)を映画化したラブストーリー。
監督は、カンヌ国際映画祭常連のエヴァ・ユッソン。ダブル主演を務めるのは、新星女優オデッサ・ヤングと、人気ドラマ『ザ・クラウン』で各賞を席巻し人気急上昇中の英俳優ジョシュ・オコナー。さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファース、『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンとアカデミー賞受賞俳優の共演が実現した。
舞台は1924年、第一次世界大戦後のイギリス。天涯孤独なメイドのジェーンは英国名家の跡継ぎのポールとの秘密の恋に身も心もささげるが、たった一日のある出来事が、すべてを変えてしまう。
今回解禁された予告映像は、メイドのジェーン(オデッサ)が名家の跡継ぎであるポール(ジョシュ)と出会う場面から始まる。身分違いの恋に、結ばれないと知りながらも強く惹かれ合う2人。幼馴染との結婚が決まっているポールは、前祝の昼食会に遅刻を決め込み、限りある時間のなかジェーンと愛し合う。
しかし、そんな暖かく穏やかな日曜日のひと時が、ニヴン氏の「とんでもない事になった」という一言により一転。劇的な出来事に愕然とするジェーン。そして「さようなら、ジェーン」と告げるポール。やがて運命に突き動かされるように小説家になった彼女は、人生を一変させたあの特別な1日を言葉にしようと一心不乱にタイプライターを叩く。映像の最後では晩年のジェーンの姿も収めており、ヒロインの生涯をかけた壮大なラブストーリーに期待が高まる映像となっている。
なお本作は、ムビチケ前売券(オンライン)が3月4日まで1300円(通常は1500円)で販売される。
映画『帰らない日曜日』は、5月27日より全国公開。