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伝説誕生から50年『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』新場面写真解禁

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映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』場面写真
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』場面写真(C)2025 20th Century Studios

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 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』より、ジェレミー・アレン・ホワイトが演じるスプリングスティーンの新場面写真が解禁された。

【写真】「明日なき暴走/BORN TO RUN」から50年――映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』場面写真

 本作は、50年にわたりロック界の第一線を走り続けるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ。成功の重圧と自らの過去に押しつぶされそうになりながらも、わずか4トラックの録音機の前で、たった1人、静かに歌い始める姿。ヒットチャートも栄光も求めず、心の奥底から掘り出した“本当の声”を、孤独と痛み、そして創造の原点とともに刻み込んでいる。

 1975年8月25日、ロック界を揺るがす一枚のレコードがリリースされた。ブルース・スプリングスティーンの3枚目のアルバム「明日なき暴走/BORN TO RUN」。2025年現在、全世界で900万枚を売り上げている名盤中の名盤である。

 伝説への予兆はあった。前年の5月9日にポストンで行われたスプリングスティーンのライブで、世界で初めて「明日なき暴走/BORN TO RUN」収録の数曲が披露された。このライブを目撃したローリング・ストーン誌のジョン・ランダウは、「私はロックンロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーン」とその衝撃を伝えた。SNSがまたない時代に、“リアル・ペーパー”に寄稿されたこのレビューは瞬く間にロックファンに伝わっていく。

 1973年1月に「アズベリー・パークからの挨拶」でメジャーデビューしたブルース・スプリングスティーンは、同年9月には第2作「青春の叫び」を発表した。だがアルバムに対する反響は少なく、レコード会社との関係も微妙な状況を迎えていた。1975年、起死回生を賭けたサードアルバムの締め切りとツアー開始が目前に迫る中、スプリングスティーンとEストリートバンドは歌詞やアレンジ、サックスの音にまでこだわる徹夜のレコーディングを続けた。

 そして、8月25日「明日なき暴走/BORN TO RUN」がリリースされるや一大センセーションを巻き起こす。10月にはビルボードで3位に上昇、前2枚のアルバムもトップ60内にランクアップした。同月27日には米有力メディア「TIME」と「NEWS WEEK」の表紙を同時に飾る快挙を成し遂げ、瞬く間に時の人となる。スプリングスティーンの伝説は、すべてここから始まった。

 本作『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の舞台となるのは、1975年の伝説誕生から7年後、1982年のニュージャージー。若き日のブルース・スプリングスティーンは人生の大きなターニングポイントを迎えていた。世界の頂点に立つ直前、孤独のハイウエーをひた走る若き日のスプリングスティーンは、成功の重圧と自らの過去に押し潰れそうになっていた。その時、彼に何が起こっていたのか…。

 新場面写真は、ジェレミー・アレン・ホワイトが演じるブルース・スプリングスティーンが、革ジャンに両手を突っ込み、うつむき加減に何かを見つめているカット。物思いにふける悩める彼の姿から静かなドラマが感じられる一枚となっている。

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、11月14日より全国公開。

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