ヒュー・ジャックマン、国外退去のピンチを『X‐MEN』ファンの税関職員に助けられた
オーストラリア出身の人気俳優ヒュー・ジャックマン。ビザの問題であわや国外退去の危機に瀕し、ウルヴァリンファンの税関職員に見逃してもらったそうだ。
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『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』に出演したヒュー。この日はエイプリル・フールとあって、司会のジミー・ファロンと、『ジミー・キンメル・ライブ!』のジミー・キンメルが入れ替わって、それぞれの番組でホストを務めた。
エイプリル・フールにちなみ、ウソは得意か?と聞かれたヒューは、俳優として身を立てているが、ウソは大の苦手だと告白。これまでで最悪のウソ体験を披露した。
それは、『X‐MEN』撮影時の事だったそう。カナダのトロントで行われたオーディションに合格した後、荷物を取りにロサンゼルスに一旦戻ったヒューだが、オーストラリア出身の彼には、行き来にビザの問題が生じたそう。
そこでエージェントは、税関で「オーディションを受けに来た」と回答すれば問題ないから、とヒューにウソをつくよう指示したものの、ヒューはウソが大の苦手。列に並ぶ間に、「オーディションを受けにきた…」と練習するが、大汗をかいてしまったという。
果たして税関職員と対面したとき、ヒューはウソがつききれず、オーディションにはすでに合格したと告白し、別室に連れていかれてしまったのだ。
そこでは、「これまでで一番の大役を逃してしまう…。刑務所に入れられてしまう…」と恐怖に怯えていたそうだが、担当官に『X‐MEN』の撮影のために入国した、コミックの映画化だ、と答えると、担当官の態度が一転。
「ナニ?『X‐MEN』だと?アニメ版の『X‐MEN』か?」と聞かれ、実写版でウルヴァリンを演じると答えると、担当官は大喜び。同僚に「こいつがウルヴァリンだってよ!」と大興奮で知らせると、警察官のエスコートを受けて、無事解放されたそう。
ヒューは、「彼が『X‐MEN』のファンだったおかげでウルヴァリンになれたよ」と事の顛末を説明。ちなみに解放前には、あらゆるものにサインをしたそうだ。