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夢を追いかけ新天地へ 感動の実話『義足のボクサー GENSAN PUNCH』日本版予告&ポスター解禁

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映画『義足のボクサー GENASAN PUNCH』本ポスター

映画『義足のボクサー GENASAN PUNCH』本ポスター(C)2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

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 フィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ監督が、俳優の尚玄を主演に迎えて感動の実話を描く映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』より、日本版予告とポスターが解禁された。

【動画】ブリランテ・メンドーサ監督『義足のボクサー GENSAN PUNCH』日本版予告2種

 本作は、プロボクシングライセンスが取得できない日本からフィリピンへと渡り、プロボクサーを目指した実在の“義足のボクサー”を描く感動作。監督は『キナタイ ‐マニラ・アンダーグラウンド‐』(2009)で第62回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、『ローサは密告された』(2016)など不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきたフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ。2021年東京国際映画祭ガラ・セレクション部門に正式出品されたほか、2021年釜山国際映画祭アジア映画の窓部門キム・ジソク賞を受賞した。

 本作で主演のほかプロデューサーも務めた尚玄は、役作りのために10kg以上も減量してストイックにボディを作り上げ、国際的なプロジェクトを実現させた。女優の南果歩も共演している。

 予告は、60秒と30秒の2バージョンで、フィリピンのリングに上がる尚生(尚玄)の姿を追うもの。ボクサーとして実力があるにもかかわらず、“義足”であることから日本で叶わなかったプロの夢を追いかけて、彼はこの地でリングに立つ。コーチとなった元世界チャンプのルディ(ロニー・ラザロ)は「その足はどうした」と当初は驚くが、「ライセンスの条件はアマチュア戦で3連勝だ」と告げて、激しいトレーニングを開始する。

 だが、尚生の身を案じたルディは対戦相手に金を渡してしまう。「なぜ金を渡した!」と怒りをあらわにする尚生に、ルディは「怪我なく勝たせたかった」と涙ぐむ。「俺は自分の力で勝ちたかった!」とさらに激しいトレーニングを続けた尚生は、「今度は自力で勝つ」と誓って運命のリングに上がる。社会派の名匠メンドーサ監督が描く“不条理と希望”の中、尚玄の魂を揺さぶる熱演がさく裂する、感動ドラマの誕生を予感させる予告編となっている。

 日本版ポスターは、尚生がバンテージを巻いた拳を構え、眼光鋭く相手を見据える姿を切り取ったもの。下には「義足のため日本でプロの夢を絶たれた男が、フィリピンでプロボクサーを目指す感動の実話」というコピーが添えられ、ボクシングに懸ける尚生の気迫が伝わってくるビジュアルとなっている。

 映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』は、5月27日より沖縄、6月3日よりTOHOシネマズ日比谷にて先行公開。6月10日より全国公開。

映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』日本版予告編(60秒)
映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』日本版予告編(30秒)

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