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アンバー・ハード、ジョニー・デップから初めて暴行を受けた瞬間を告白 心理学者は性的暴行の詳細を証言

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ジョニデ裁判、アンバー側がジョニーの暴力について証言(現地時間5月4日、裁判所前にて)
ジョニデ裁判、アンバー側がジョニーの暴力について証言(現地時間5月4日、裁判所前にて)(C)Zeta Image

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 先月から米バージニア州で行われているジョニー・デップ対アンバー・ハードの名誉棄損裁判。ジョニーに続き、ついにアンバーが証言台に立ち、初めて暴行を受けた時のことを証言。また、アンバーを診察した心理学者が性的暴行の詳細を明かした。

【写真】アンバー・ハードがついに証言台へ 現地時間5月4日、裁判所前にて

 この裁判は、アンバーが米ワシントンポスト紙の意見記事の中でDV被害を告白したことについて、名指しこそしないものの加害者がジョニーであると示唆したために仕事や評判を失ったとし、彼女を相手取り名誉棄損で訴えを起こしたもの。ジョニーが5000万ドルを要求している一方、アンバー側も1億ドルを求めて反訴しており、直接対決の様相を呈している。

 4日間にも及んだジョニーの証言を終え、現地時間5月4日、ついにアンバーが証言台に立ち、ジョニーから初めて暴行を受けた時の様子を涙ながらに振り返った。

 Peopleによると、それは、交際が始まったばかりの頃、ソファに隣り合って座っている時に、アンバーはジョニーの“読みにくい”タトゥーについて尋ねたという。ジョニーの説明を聞いたアンバーは笑い、そのことがジョニーを怒らせたというのだ。

 アンバーは、「単純なことでした。彼がジョークを言ったと思って笑いました。すると顔を平手打ちされました。笑ったのは他にしようがなかったからです。『これはジョークに違いない』と…何が起こるかなど知る由もありませんでした。ただ彼を見つめ、笑ったまま固まりました。彼も笑ってジョークだと言うかと思いました。でも違いました」と証言。

 ジョニーはそのあとも、「面白いクソ女だ」と言って、また平手打ちをしたという。そこで、ジョークではないと理解したものの、どのように反応してよいか分からなかったという。

 「女性として、そんな風に叩かれたことはありませんでした。私は大人で、隣に座るのは愛する男性でした。その彼が理由もなく叩いてきたのです。意味が分かりませんでした」。アンバーが反応できずに彼を見ていると、今度は強く平手打ちされたという。ジョニーは見るからに感情的になり、アンバーはソファから落ちてしまったそうだ。

 なお、一連の暴力のあと、ジョニーは涙を流してひざまずき、「もう二度としない。ごめんよ、ベイビー」と謝ったという。

 タトゥーについては、ジョニーもすでに証言で触れており、タトゥーは自分の人生の日記のようなもので、それについて何か言われたくらいで怒るわけはないと語っていた。

 また、現地時間3日には、2019年からアンバーを診断してきた法医学心理学者のドーン・ヒューズが証言を行い、アンバーが親密なパートナーからの暴力により、PTSDを発症していたことを明かした。

 Deadlineによると、「2人が一緒にいる間、かなりの性的暴行がありました」「デップ氏は酔っている時やハイになっている時に、ハードさんをベッドに押し倒し、ナイトガウンを引き裂いて、性交渉を行おうとしました」と証言。また、「怒っているときに、オーラル・セックスを強要することが何度もありました。愛しているときではなく、怒っているときです」と明かした。

 このほか、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の撮影のため、オーストラリアに滞在していた際にあったとされる性的暴力についても詳しく明かされたという。

 これまで行われたジョニー側の証言では、ジョニーこそがDV被害者であり、自身は暴力を振るったことはないと訴えていた。

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