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『笑点』林家たい平、笑顔を封印 主演映画『でくの空』で熊谷真実、林家ペーらと共演

映画

 落語家の林家たい平が主演する映画『でくの空』の公開日程が、7月29日よりユナイテッド・シネマ ウニクス秩父、8月12日よりユナイテッド・シネマ ウニクス上里にて先行公開、8月26日よりアップリンク吉祥寺にて公開と決定。併せてポスタービジュアルが解禁された。

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 本作は、埼玉県の秩父や寄居の自然をバックに、部下を亡くした男が再生していく姿を描く。脚本・監督・編集は、自然豊かな里山に拠点を置き、SKIPシティ国際映画祭でも作品が取り上げられる島春迦。

 『笑点』の大喜利メンバーの落語家で、ロケ地のひとつである秩父市の観光大使でもあるたい平は、主人公が家族や街の人たちに支えられ、部下の死を乗り越えていく過程を、笑顔を封印して真摯(しんし)に表現している。また、死んだ従業員の母・冴月役に、冴月と同じく陶芸家でもある結城美栄子。部下の死によって店をたたんだ主人公を、自身が営む代行屋「よろず代行 木偶の坊」で雇う弟思いの姉役に、埼玉県寄居町ふるさと大使でもある熊谷真実。息子に寄り添う父親役を林家ペーが演じる。

 電気工事店を営んでいた周介(たい平)は、長年コンビを組んでいた従業員の工事中の事故死によって店をたたみ、父・啓吉(ぺー)の元に身を寄せる。事故の真相を秘めたまま、死んだ従業員の母・冴月(結城)の世話を焼くが、冴月は打ち解けない。失業し、姉の活美(熊谷)が営むよろず代行屋に拾われたことから、周介は便利な世の中の隙間にわくさまざまな困りごとの中に投げ込まれる。心の痛手に苦しみ、助けを必要とする人々に喝を食らわされながら、次第に周介は立ち直りの兆しを見せ始める。そして冴月の息子の代わりのつもりがいつしか…。

 島監督は「自我が大きくなればなるほどこの世で見落とすことや苦しみが増えるのではないか、そういうことを考えて『でくの空』を書きました」とした上、「寄居や秩父など埼玉北西部の景観は、荒川の流れによって動的なものになり、特に水かさが増したときに一体感が強まります。盆地で海なしでも閉塞感はなく、明るい里山が連なり田畑が広がる地域です。都心から90分足らずのところにまだ『里』と呼べる一帯があるのは奇跡に思え、そういう景色もご覧になっていただけたらと思います」と語っている。

 映画『でくの空』は、7月29日よりユナイテッド・シネマ ウニクス秩父、8月12日よりユナイテッド・シネマ ウニクス上里にて先行公開、8月26日よりアップリンク吉祥寺にて公開。

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