トランスジェンダー俳優初のオスカー候補、差別投稿騒動は「受賞阻止のためのでっち上げ」だったと主張
『エミリア・ペレス』(2024)で、トランスジェンダー俳優として初めてアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたカルラ・ソフィア・ガスコン。しかし、オスカーキャンペーンの途中で過去の差別的な投稿が発覚し、物議を醸した。カルラはツイート騒動は「でっち上げ」だと訴え、「自分はこの世界で最も害の少ない人間の一人だ」と語った。
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カルラはこのたび公開されたThe Hollywood Reporterのインタビューで、「ツイート騒動の全てが、子どもじみた物語のように感じられる。今の状況を考えると、出所や、背後にいる人物を想像するに難くない。誰かが、私の印象をこうと決め、そのイメージに合う物語を作り上げたのです」と主張。
さらに、「時が経ち、視野が広がるにつれて、このようなバックグラウンドを持つ女優が賞を獲得するのを阻むために、捏造されたのだと完全に理解するに至りました」とコメント。「時が来たら、より詳しくお伝えします」と語った。
ジャック・オーディアール監督による『エミリア・ペレス』で、女性として生きることを決めた麻薬カルテルのリーダーを演じた彼女は、第77回カンヌ国際映画祭にて、ゾーイ・サルダナやセレーナ・ゴメスらとともに女優賞を獲得するなど、高い評価を受けた。
しかし、過去に人種差別や多様性への批判、そしてすでに共演が決まっていたセレーナに対するヘイトをツイッター(現X)に投稿していたことが発覚。謝罪したものの、大きな論争を呼んだ。

