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櫻坂46、渡邉理佐卒業コンサートで歴代の“欅坂46楽曲”を披露「久々にできてうれしかった」

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櫻坂46「渡邉理佐 卒業コンサート」
櫻坂46「渡邉理佐 卒業コンサート」 写真:上山陽介

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 櫻坂46が21日〜22日、東京・国立代々木競技場第一体育館で「渡邉理佐 卒業コンサート」を開催。欅坂46時代からグループ改名を経て約7年、一期生としてグループを支えてきた渡邉のラストステージで、歴代の“欅坂46楽曲”を披露した。

【写真】櫻坂46「渡邉理佐 卒業コンサート」ライブフォト(43枚)

 1曲目、渡邉センターの「無言の宇宙」から5曲目「流れ弾」まで披露した後の6曲目。スクリーンには“欅の木”が映し出され、メインステージは緑色のスポットライトに照らされた。

 ステージ中央から1人で登場した渡邉は、「二人セゾン」のイントロに合わせて、ステージ左手で寄り添っていた一期生の元へ向かう。曲中でメンバーたちは優しい笑顔を浮かべ、スクリーンには、四季折々の変化を見せる“欅の木”が映し出されていた。

 続くユニット曲“FIVE CARDS”の「僕たちの戦争」を披露したのは、渡邉と上村莉菜、土生瑞穗の3人。イントロとともにメインステージから駆け出したメンバーは、トロッコに乗り、真っ赤なサイリウムの光に照らされる客席へと近づいていった。

 キャプテン・菅井友香と歌い上げた“青空とMARRY”のユニット曲「青空が違う」でも、トロッコの上から観客たちへ笑顔を振りまき、メインステージに戻った曲の後半では、コールのできない観客に代わり、2人の「ハイハイ!」という軽快な掛け声を受けて、客席のサイリウムが揺れていた。

 一期生たちが、メインステージの各所で座りながら披露したのは「制服と太陽」。スクリーンには、グループ初期からの彼女たちの思い出をたどるVTRが流れ、終盤では、立ち上がった一期生たちが「キャー!」と声を上げながら、仲むつまじく抱き合った。

 続く欅坂46の楽曲「世界には愛しかない」では、メンバーが花道へ元気よく駆け出していき、センターを務めた渡邉と共に、卒業を発表していた原田葵も後半部分のポエトリーリーディングを担当した。

 ここまで5曲連続で欅坂46の楽曲を披露した一期生たち。櫻坂46は改名後、ここまで多数の欅坂46の楽曲を披露するのは今回が初だった(2021年の「W-KEYAKI FES.2021」で「W-KEYAKIZAKAの詩」を日向坂46と共に披露、同年の「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」での守屋茜、渡辺梨加の卒業セレモニーで“青空とMARRY”の「ここにない足跡」「青空が違う」をパフォーマンスした)。

 本編が終わり、涙を浮かべながら一期生同士が思いを語り合ったMCに続き、アンコールでも“欅坂46楽曲”を歌い上げた。

 渡邉と菅井による「青空とMARRYメドレー」では、「割れたスマホ」「波打ち際を走らないか?」「ここにない足跡」「青空が違う」を立て続けに披露し、最後は2人が「ありがとう」と抱き合った。

 MCで、菅井は“青空とMARRY”の全曲を披露したことにふれ「こんなにやらせてもらえるとはね」と吐露。「『割れたスマホ』なんてもう、何年ぶりっていうくらい」と話す渡邉は、「(コンサートに向けて)“青マリ”のメドレーをやりたいですっていうのも提案させていただいて」と明かし、「久々にできてうれしかった」と笑顔を見せると、菅井も「うれしかった。ありがとう。一緒にやりたいって言ってもらえてうれしかったし、最後に一緒に歌えて思い出になった。忘れない」と喜んだ。

 2期生も合流した「太陽は見上げる人を選ばない」では、真っ赤なサイリウムの光が客席を照らし、コンサートの最後を飾った欅坂46時代のライブの定番曲「危なっかしい計画」では、メンバー全員が“渡邉理佐”と描かれたタオルを元気よく振り回し、盛り上がりはピークに。渡邉らしく、楽しい楽曲でパフォーマンスのラストを締めくくった。

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