『阿修羅のごとく』“四姉妹”小泉今日子、小林聡美らキャストコメント&スポット映像到着
小泉今日子、小林聡美らが出演し、9月9日~10月2日までシアタートラム、10月8日~10日まで兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて上演されるモチロンプロデュース『阿修羅のごとく』より、スポット映像&動画コメントが解禁された。
【動画】『阿修羅のごとく』スポット映像&動画コメント
昭和を代表する脚本家・向田邦子の代表作を木野花の演出で上演する本公演。脚色を担当するのは劇作家・演出家の倉持裕。小泉今日子、小林聡美、安藤玉恵、夏帆は四姉妹を演じる。また男性キャストとして出演する岩井秀人と山崎一が、四姉妹の恋人や夫、不倫相手の2役を、それぞれが演じ分けるのも見どころの一つだ。
とある日、三女・滝子(安藤)の、話したいことがあるという連絡により、四姉妹が集まることに。数日前、70歳を迎える父親が愛人らしき人物といるところを目撃した滝子は、興信所に父の身辺調査を依頼した。4人は、母親に知られることなく父に浮気を解消してもらうための作戦を練る。そんな姉妹だが、実は自身の生活にもそれぞれ悩みを抱えていた。長女・綱子(小泉)は仕事先の妻子ある男性と不倫関係に、次女・巻子(小林)は夫の浮気の予感にもやもやした日々を過ごしている。三女・滝子はその堅い潔癖さで男との出会いもなく、四女・咲子(夏帆)はボクサーの彼との不安定な生活に疲弊していた。ままならない現実に、それぞれの業を抱えて正直に生きようとする四姉妹の闘いの日々が、阿修羅のごとく続く…。
スポット映像では、まるでそれぞれの役の性格を示すような表情が、俳優陣によって表現されている。
それぞれの役どころについて、長女・綱子役の小泉は、自分が三姉妹の末っ子であることから「(台本を)読んでいても、長女ってどんな感じだろうという不安でいっぱいです」とコメント。次女・巻子役の小林は「巻子は、姉や妹達を何とかまとめようとしている健気な次女という感じ」と話し、「でも、巻子自身も奔放だったり情熱的な部分もある女性だと思う」と印象を語った。
また、三女・滝子役の安藤は「固い人ではあるんでしょうけど、4人の中では自由を求めている人のような感じもする」と滝子を分析。四女・咲子役の夏帆は「末っ子らしく甘えん坊で上の姉妹たちに比べて奔放というか若さゆえの危うさみたいなものがあるけれど、いい女じゃないですけど素敵なシーンがあって…」と演じるのを楽しみにしている様子を見せた。
モチロンプロデュース『阿修羅のごとく』は、シアタートラムにて9月9日~10月2日、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて10月8~10日上演。