水上バイクで漂流中の5人組をサメが襲う!『海上48hours』新カット解禁
映画『海上48hours ―悪夢のバカンス―』より、海上を漂流する大学生5人組を襲う恐怖の連続を写し出す新場面写真が一挙解禁された。
【写真】『海上48hours ―悪夢のバカンス―』新カット9点
本作は、シャークケージダイビングに興じる姉妹が海底深くに落下したおりから脱出する様をスリリングに描いた『海底47m』(2017)、古代マヤ文明の海底遺跡に閉じ込められた女子高生たちの決死のサバイバル劇『海底47m 古代マヤの死の迷宮』(2020)の製作陣が放つ、海の恐怖を描いた新たな海上スリラー。監督は、『海底47m』と『海底47m 古代マヤの死の迷宮』でセカンドユニット監督を務め、『ゲットバック 人質奪還』などの監督であるジェームズ・ナン。
メキシコのビーチでバカンスを楽しむ大学生5人組。酔っぱらった勢いにまかせて無断で水上バイクを乗り回す彼らだったが、衝突事故を起こしてしまい、壊れたバイクではるか海上沖を漂うことに。友情で結ばれていた彼らを待っていたのは、回避不可能な危機的状況の数々。さらに追い打ちをかけるように、どう猛なホホジロザメが彼らを襲う。2日間の‘恋と友情のバカンス’は、‘サメと裏切りのサバイバル’へと化していく―。
新場面写真が捉えるのは、米国の大学生が最も羽目を外す春休み“スプリングブレイク”にビーチにやってきた男女5人組が、盗んだ水上バイクで沖に向かって走り出した末に待ち受けていた最悪の48時間と、その前夜のひとコマを切り取ったもの。
水上バイクで勢いよく海を滑走する様子や、2台のバイクが正面衝突した衝撃の瞬間、海上を漂流する1台のバイクにどう猛なホホジロザメがピッタリ並走する場面、ひとりの男性が腹部に深い傷を負った絶体絶命の状況を予感させる場面などを切り取っている。
さらに、ひとりだけ持ってきていたスマホは、助けを求めようとライトを掲げることで救命道具になる一方で、主人公の女子大生ナット(ホリー・アール)がそのスマホのデータを見てしまうことで“浮気発覚”の決定的証拠にもなってしまう。
ほかにも、バカンスでの最後の夜にテキーラを手にはしゃぐ5人や、ナットが買い出しの途中で出会う車いすの老人が彼女にとある“忠告”をする様子も。
場面写真でも確認できる通り、本作に登場する水上バイクは3人乗りであるため、2台のうち1台が使用不能になると、5人のうち2人はバイクに乗れなくなる。かねてからサメ映画のプロットを持っていたという脚本のニック・ソルトリーズは「メインキャラクターを5人にした主な理由は、2台の水上バイクに乗れる人数が限られるからだ」と本作の絶妙な設定について解説。さらに、「この映画にとってサメのアクションが重要なのは当然だけど、サスペンス的な要素を春休みの若者たちの視点から見ることが肝だったんだ」と語っている。
映画『海上48hours ―悪夢のバカンス―』は、7月22日より全国公開。