『マイファミリー』最終話 「心春ちゃん」に“会えた”の意味は トレンド入りの反響(ネタバレあり)
ドラマ『マイファミリー』(TBS系/毎週日曜21時)の最終話が12日に放送。ついに真犯人が明らかになった(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)。
【写真】真犯人はこの人(本編視聴後にご覧ください)
真犯人は神奈川県警捜査一課長・吉乃栄太郎(富澤たけし)だった。吉乃は過去に、東堂(濱田岳)の妻・亜希(珠城りょう)と不倫関係にあった。東堂の娘・心春(野澤しおり)はそれに気づき、証拠の写真を撮影。心春は、吉乃にその写真を見せ「二度とママには会わないでください」と頼み、母と父が離婚をしないように自分を誘拐してほしいと頼んだ。しかし、吉乃が写真データの入ったスマートフォンを奪い取ろうとしたときに心春と吉乃は揉み合い、心春は階段から落下してしまった。
吉乃は心春の営利誘拐を仕掛ける。報道協定を盾にして事件を風化させるのが狙いだった。亜希のアリバイ供述が二転三転していたのは、亜希が証言をしないように裏で吉乃が説得していたからだった。亜希は吉乃が犯人だとは知らないまま、娘が誘拐されていたときに浮気をしていた自分を責め、姿を消した。
一連の連続誘拐は吉乃が発端だったことが明らかに。葛城(玉木宏)が吉乃の不審点に気づいたことにより、日下部(迫田孝也)、温人(二宮和也)らが手を組んで、ついに吉乃は逮捕された。
後半で、東堂の妻・亜希が登場。東堂は亜希に「心春ちゃんは…亜希…会えたのか…?」と尋ねる。すると亜希は頷き、嗚咽(おえつ)する。それを見た東堂は静かに涙を浮かべるのだった。
その後、物語はラストへ。心春ちゃんの安否について、セリフやシーンではっきりと描かれることはなかったため、視聴者からは「結局、心春ちゃんはどうなったのか?」との声も寄せられたが、亜希のスニーカーが泥だらけだったことや、吉乃を逮捕した際、葛城が東堂に「心春さんの行方は最優先で聞く」と言っていたことなどから、「心春ちゃんが遺棄された現場に亜希が向かい、亜希はそこで心春ちゃんに“会えた”のだろう」といった声が多数上がっていた。
心春ちゃんについては、多くの視聴者が関心を寄せ、放送後「小春ちゃん」(役名は心春ちゃん)がトレンド入りしていた。