『ドライブ・マイ・カー』、7月にWOWOWで独占初放送決定 濱口竜介監督の演出術に迫る特別番組も
映画
関連 :
第74回カンヌ国際映画祭で脚本賞を含む4冠を達成したほか、第94回アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた濱口竜介監督作『ドライブ・マイ・カー』が、7月23日にWOWOWにて独占初放送されることが決定した。
【写真】西島秀俊、アカデミー賞は「意外に緊張しなかった」 濱口監督「今まで体験したことのない世界に導いてくれた」
村上春樹の短編小説を原作に、濱口監督が人間の多面性や複雑な感情を鮮やかに描いた本作。世界中の映画賞を席巻し、第94回アカデミー賞では国際長編映画賞を受賞したほか、日本映画史上初となる作品賞や脚色賞へのノミネートも果たすなど、大きな話題を呼んだ。
主人公は、妻（霧島れいか）を突然失い、心に大きな喪失感を抱えたまま日々を過ごす舞台俳優・演出家の家福（西島秀俊）。家福は仕事で訪れた広島で寡黙な送迎ドライバーのみさき（三浦透子）と出会い、彼女と行動を共にするうち次第に心境が変化していく。キャストは西島や三浦のほか、岡田将生、霧島れいか、パク・ユリムやソニア・ユアンなど多彩な俳優陣が集結した。
今回、『ドライブ・マイ・カー』が、7月23日にWOWOWにて独占初放送されることが決定。これを記念して、濱口監督の演出術に迫る特別番組『「ドライブ・マイ・カー」と濱口竜介監督の世界』を、7月16日（＃1）と17日（＃2）に放送する。さらに、濱口竜介監督作特集として、『寝ても覚めても』と『ハッピーアワー』を7月23日に、西島秀俊出演作特集として、『2／デュオ』を7月19日、『帰郷（2005）』を7月20日、『CUT』を7月21日、『サヨナライツカ』を7月22日、『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』と『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』を7月23日に放送する。
そのほか、映画好きとして知られる俳優の斎藤工と板谷由夏が、映画の魅力を語りつくす『映画工房』（7月15日放送回）やWOWOW公式Noteでも『ドライブ・マイ・カー』の魅力に迫る予定だ。
そしてWOWOWでは、8月11日に第94回アカデミー賞受賞作を放送。『ドライブ・マイ・カー』のほか、長編ドキュメンタリー賞の『サマー・オブ・ソウル（あるいは、革命がテレビ放映されなかった時）』、歌曲賞の『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』、撮影賞ほか最多6部門受賞の『DUNE／デューン 砂の惑星』を放送する。
『ドライブ・マイ・カー』は、WOWOWにて7月23日ほか独占初放送。
