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おぎやはぎ、TBS元アナウンサー升田尚宏さん悼む「あの声が聴きたかったんだよ」

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おぎやはぎ(左から矢作兼、小木博明)
おぎやはぎ(左から矢作兼、小木博明) クランクイン!

 お笑いコンビ・おぎやはぎが16日放送のラジオ番組『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ/毎週木曜25時)に出演。9日に急死したことが報じられた同局元アナウンサーの升田尚宏さんを追悼した。

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 升田さんは同番組の人気コーナー「おぎやはぎ批評」を2010年4月から担当。おぎやはぎの放送でのポンコツぶりを追及するメールを軽快な調子で読み上げ、アナウンス部を異動になったあとも異例の形で続投。2日の放送にも出演していた。「確かなアナウンス技術と若干のユーモアでおなじみハイブリッドサラリーマン、升田尚宏です」「シー・ユー・ネクスト・ウィーク、バイ・フォー・ナウ」という決まり文句でファンに親しまれていた。

 16日の放送では矢作兼が「まあ…。普段ですともう批評の時間なんですが、ここでちょっとリスナーのみなさんに伝えておかなければならないことがあります」と切り出し、あらためて升田さんの死去を伝え、矢作は「まあびっくりしてね…」と印象を語った。

 升田さんは番組に、2006年の放送初回から携わっていた。「批評」コーナー以外にさまざまな特別企画を升田さんが声でリードしていたことを明かすと、矢作は改めて「まいっちゃうよね、本当に」と早すぎる死を悼んだ。

 矢作は「升田さんのためにわざと(番組で)間違ってたんだけどなあいろいろ。升田さんがいなくなっちゃうと…なあ? 批評なくなっちゃうよな。だって(本当は)できんだもん」と冗談めかして語ると、相方の小木博明も「あの声が聴きたかったんだよ」「おちゃめでかわいいおじさんだったんだよ」とため息交じりに語っていた。

 番組では、リスナーからの升田さんを悼むメールが続々と読み上げられた。「批評が一番の楽しみだった」といったメールを読み上げると矢作が「本当にこれを見せてあげたいね。生き返るんじゃないかってぐらい(メールが)来てるよ」、小木が「耳元で読んであげたいね、ほんとにもう(笑)」と語り、最後までおぎやはぎらしく升田さんを追悼していた。

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