スティーヴン・キング、耐えられずに席を立った映画は…『トランスフォーマー』だった
「ホラーの帝王」の異名を持ち、『IT/イット』シリーズや『シャイニング』、『スタンド・バイ・ミー』など、その著作がいくつも映画化されているスティーヴン・キング。その彼が、大人になって以来初めて席を立ったという、自身ワーストワンの映画を明かにした。
【写真】スティーヴン・キングが「地獄の“スタンド・バイ・ミー”」と表現したホラー『ブラック・フォン』
ことの発端は、ベストセラー作家のリンウッド・バークレイが、「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、僕がここ数年で初めて席を立ったという記憶に残る作品」と、ツイートしたこと。
このツイートを見たキングがリプライし、「僕が大人になってから席を立った映画は『トランスフォーマー』だけ。席を立った映画があったら教えて」とツイートしたのだ。
すると、これを読んだファンが、「OK、ミスターキング。あなたは僕の永遠のお気に入り作家です。あなたが席を立ったのはどの『トランスフォーマー』ですか? 1986年のアニメ映画ですか?それともマイケル・ベイのですか?」と反応。
対するキングの答えはシンプルに、「マイケル・ベイ。1作目」というものだった。
キングが指したのは、同名の玩具シリーズを原作に、2007年に公開された超大作映画。マイケル・ベイが監督を務め、シャイア・ラブーフとタイリース・ギブソン、ジョシュ・デュアメル、ミーガン・フォックスらが出演した。批評家からは賛否両論あったものの、世界で大ヒットを記録し、続編3本とスピンオフ映画も公開されている。
なおキングは、一体『トランスフォーマー』のどの部分が気に入らなかったのかなど、詳しいことは一切答えていない。