『ちむどんどん』若き日の房子と三郎の悲恋にネット感動「すれ違い切ない」
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黒島結菜がヒロインを務める連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第17週「あのとき食べたラフテーの」(第84回)が4日に放送され、房子(原田美枝子)と三郎(片岡鶴太郎)の過去の関係が明らかになると、ネット上には「泣ける」「すれ違い切ない」などの声が寄せられた。
【写真】明日の『ちむどんどん』場面カット 心配そうな表情の房子(原田美枝子)
フォンターナが危機に陥る中、暢子(黒島)は、房子にずっと気になっていた、房子が三郎(片岡鶴太郎)と結婚しなかった理由を尋ねる。一方、鶴見のあまゆでも、和彦(宮沢氷魚)が三郎に同じことを聞くと、三郎も話し始める。
戦前、沖縄・やんばるから横浜・鶴見へ移住してきた両親の元に生まれた房子。早くに両親を失った彼女は、日本料理屋で住み込みの下働きをしたのち、鶴見で小さな屋台を始める。
ある日の屋台の営業中、酔っ払いに絡まれていた房子を、体をはって守ったのが実業家の御曹司でもあった三郎だった。程なく2人はひかれ合うが、三郎の家族が結婚に猛反対。三郎は強引に見合いをさせられることになり、その相手が現在の妻・多江(長野里美)だった。
“手切れ金”を渡された房子は、三郎の前から姿を消してしまう。三郎も、姿を消した房子を探すことはなかったという。過去を振り返りながら三郎は「俺はあの人を捨てた…意気地なしなんだよ」とポツリ。一方の房子も「私はあの人を捨てた…」とつぶやくのだった。
家柄の違いで周囲によって引き裂かれ、すれ違いのまま別れることとなった三郎と房子の過去に、ネット上には「あんなツラい過去があったなんて」「三郎さんの昔語り、泣ける」「房子さん、割と悲劇のヒロインじゃないの…泣ける」といったコメントや「三郎さんと房子さんのすれ違い切ない」「家柄の違いで引き裂かれた2人。何だか和彦と暢子に重なる」などの反響が寄せられていた。