永野芽郁、奪った親友の遺骨と“ふたり旅”へ 『マイ・ブロークン・マリコ』本予告解禁
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女優の永野芽郁が主演する映画『マイ・ブロークン・マリコ』より、主人公シイノ(永野)が奪った親友の遺骨と“ふたり旅”をする様子を映し出す本予告映像が、場面写真と共に解禁された。
【動画】永野芽郁、遺⾻強奪し、⼤絶叫、包丁を突きつける怒涛の展開 『マイ・ブロークン・マリコ』本予告
平庫ワカの同名漫画をタナダユキ監督のメガホンで実写化する本作は、やさぐれたOL・シイノトモヨが親友の遺骨と共に旅をする姿を描く。先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した。
うっ屈した日々を送るOL・シイノトモヨは、テレビのニュースで親友のイカガワマリコが亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのために何かできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うため、強奪した遺骨を抱いてふたりで旅に出ることに…。
シイノ(永野)の鋭い視線の先には、親友の遺骨が…。マリコ(奈緒)を学生時代から虐待し続けた父親(尾美としのり)から遺骨を強奪し、大絶叫、包丁を突きつける怒濤(どとう)の展開から始まる本予告映像。「シイちゃんとずっと一緒にいる」と笑顔ながらも、顔の傷痕が痛々しいマリコとの思い出を胸に、「今度こそ私が助ける」とマリコの遺骨を抱え、シイノは走り出す。
マリコの「私ぶっ壊れてるの」の言葉をはじめとして、2人の過去が回想され、ひとり取り残されてしまったシイノが押し潰されそうになる中、シイノが思い出したのは、「ねぇねぇ、シイちゃん、行ってみたいね」と“まりがおか岬”のポスターを笑顔で指差すマリコの姿だった。牛丼をたいらげ、「だから行こう、ふたりで」と優しく笑いかけるシイノ。
シイノにとって“たったひとりの友”であるマリコのための道中は前途多難で、ひったくりに遭い、さらに、マキオ(窪田正孝)に怒鳴る姿も。「アタシ、何度もあの子のことめんどくせぇって」と思いながらも、「私には正直あんたしかいなかった」と語りかけるシイノの思いとは。「あんたがいない世界で、どうやって生きようか」、マリコという魂の片割れを突然失ったシイノが喪失感、怒り、悔しさ、さまざまな感情を抱え、マリコに投げかける「死んでちゃ分かんないだろ」。シイノの旅はどんな結末を迎えるのか、切なさを感じさせ、期待が高まる予告編となっている。
場面写真には、永野演じるシイノほかキャラクターの表情が切り取られている。
映画『マイ・ブロークン・マリコ』は、9月30日より全国公開。