イタリアで過去13年間に放送されたTVシリーズでNo.1視聴数を獲得『DOC』NHKで日本初放送
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イタリアの人気ドラマ『DOC(ドック) あすへのカルテ』が、NHK総合にて10月9日より毎週日曜23時に日本初放送されることが決まった。
【動画】実話をもとにした心に訴えかける医療系ヒューマンストーリー
本作は、イタリアの病院で医長を務めていた実在の医師で作家のピエルダンテ・ピッチョーニの実話をもとにした小説に着想を得て制作されたオリジナルドラマ。頭部に外傷を負い過去12年間の記憶を失った主人公アンドレアが、医者から患者へと立場が変わったことに戸惑いながらも、1人の男として、そして医師としての人生を再建しようとするヒューマンストーリーだ。イタリア最大の公共放送局「RAI1」で放送され、同国で過去13年間に放送されたテレビシリーズの中でNo.1の視聴数を獲得した。
ミラノのアンブロシアーノ総合病院の内科医長アンドレア・ファンティは、誰もが認める優秀な医師で、多忙な日々を送っていた。しかし、患者にも同僚にも厳しく接する彼は、疎まれてもいた。そんなアンドレアに悲劇が訪れる。医療ミスで息子が亡くなったと信じる男性に銃で頭を撃たれたのだ。一命をとりとめ意識を取り戻したアンドレアだが、過去12年間の記憶を失っていた…。友人で精神神経科医のエンリコは記憶を取り戻させるため、アンドレアを長年勤務していた内科に入院させる。アンドレアの恋人の内科医ジュリアは担当医に名乗りを上げる。医師として、1人の人間として、アンドレアは人生を再生することができるのか…?
主人公アンドレア役はイタリア出身の俳優ルカ・アルジェンテーロ(『食べて、祈って、恋をして』『今ドキ女子の恋愛ショコラティエ』ほか)。日本語吹き替えは安元洋貴、沢城みゆき、日高のり子ほか実力派声優が務める。
また、“記憶喪失の医師”で知られるピエルダンテ・ピッチョーニ博士自身も、第2話「踏み出す勇気」で患者役としてゲスト出演することが明らかになっている。
ポルトガル、スペインでも若者層を中心に支持を得ており、放送されたAXNでは、ポルトガルでプライムタイム平均視聴率を89%、スペインでは106%上回った。本国ではすでに第2シーズンを放送、早くも第3シーズンの制作が決定している。
ドラマ『DOC(ドック) あすへのカルテ』は、NHK総合にて10月9日より毎週日曜23時放送(全16話)。