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『カーズ』シリーズ最新作『カーズ・オン・ザ・ロード』 メーター役の山口智充が続投

アニメ

ディズニープラス『カーズ・オン・ザ・ロード』メーター役の日本語吹替声優を務める山口智充
ディズニープラス『カーズ・オン・ザ・ロード』メーター役の日本語吹替声優を務める山口智充(C)2022 Disney/Pixar 9月8日よりディズニープラスで独占配信開始

 9月8日配信開始となるディズニープラス オリジナル短編アニメーションシリーズ『カーズ・オン・ザ・ロード』で、メーター役の声優として山口智充が続投することが発表され、コメントが到着した。

【動画】メーター役・山口智充が続投! 『カーズ・オン・ザ・ロード』 日本語吹替版予告編

 本作は、ライトニング・マックィーンと親友のメーターが、メーターの姉の結婚式に出席するために、地元のラジエーター・スプリングスから飛び出し、旅をする様子を描いた物語。道中では、驚くような出来事や魅力的な新キャラクターが登場し、行く先々で冒険が繰り広げられる。

 1作目の『カーズ』から早くも16年。前作『カーズ/クロスロード』からは5年ぶりにメーターを演じた山口は「また声をかけていただいてすごく光栄でした」と喜びを語った。しかし、メーターの声を出せるかどうかが最初は不安だったと吐露。「今までメーターのモノマネは僕が一番うまかったんです(笑)。なかなか家で練習してもうまくいくものではないので、実際やってみて、監督からも『違う』と言われなかったのでよかった。やっているうちにどんどん乗ってきましたね。メーターが憑依してくるというか…」と話した。

 そして、「16年経っても『カーズ』の人気が色褪せないのは大きいですね。16年前に見ていた子はもしかしたら親になってる人もいるかもしれない。うちの長男も最初の映画が出た時は小さかったのが、今は24歳になったので感慨深いです」と、親目線でも作品への思いを話している。

 「カーズ」シリーズ初の短編アニメーションシリーズである今作の感想を聞くと、「短編ではなく長編映画の一部のような感じでハリウッド映画の雰囲気だったのですごいと思いました」と、スケールの大きさに驚いたことを明かす。「短編集ですけど全作面白かった! 全部見ると超お得な気持ちになりました」と、さまざまなエピソードを楽しめる短編ならではの魅力を語っている。

 さらに、「『実はメーターの声ってぐっさんなんですよね?』って言われるとすごく嬉しい」と話す山口。しかし、本職はお笑い芸人である山口にとって、声優という仕事に対する葛藤があるという。「自分が生まれ持った声を認めていただけるのはすごく光栄なことです。ただ、やはり僕らは自分のメッセージを出していく職業なので、演出家に乗っかる責任をすごく感じます。あくまでも主役は映っているキャラクターなので『ぐっさん』が出たら出たでよくないし、ある意味、“山口智充”という人を生かしているのか殺しているのか微妙なところ。なので、葛藤がずっとあります。でも結果として、『ぐっさんの声だって知らなかった』と言われる方が嬉しいです」と率直な気持ちを話した。

 最後に、本作を楽しみにしているファンに、「今回の新作も裏切らず、今までの『カーズ』の世界観満載で、さらにパワーアップした作品になっています。また一つ、世の中をハッピーにする作品ができたことを楽しみにしていてください。大人も子供もみんなが楽しめる作品です。一緒に楽しみましょう!」とメッセージを贈った。

 『カーズ・オン・ザ・ロード』は、ディズニープラスにて9月8日より全9話一挙独占配信。

『カーズ・オン・ザ・ロード』 日本語吹替版予告編

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