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大西風雅&岡崎彪太郎、安達祐実との舞台共演に「勝手に安心感」「既に緊張」 脚本・横山拓也、演出・眞鍋卓嗣とともに語る

演劇

舞台『ナイボー!』ビジュアル
舞台『ナイボー!』ビジュアル

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 舞台『ナイボー!』が、9月30日より、東京・大阪にて上演される。脚本は、主宰する劇団iakuのみならず劇団外への書き下ろしも多く、2025年に紀伊國屋演劇賞・個人賞を受賞するなど注目を集める横山拓也。演出は、読売演劇大賞 優秀演出家賞を連続して受賞するなど、演劇界から高い評価を受けており、横山脚本の演出はこれが5回目となる、劇団俳優座所属の眞鍋卓嗣。野球を通して成長してゆく球児と家族を描いた青春ドラマが、横山の脚本と眞鍋の演出により、どのように舞台上に立ち上がるのか期待が高まる。本作について、脚本の横山、演出の眞鍋、出演の大西風雅、岡崎彪太郎(「崎」は「たつさき」が正式表記)、安達祐実に話を聞いた。

【写真】大西風雅・岡崎彪太郎はボールを手にりりしい表情 ソロショット

■横山脚本では珍しいスポーツもの「うまくスタートを切れた」

 W主演をつとめるのは、大西風雅と岡崎彪太郎。中学時代に同じチームでバッテリーを組んでいたが、高校は別々になったヨウスケとハルタを、大西と岡崎がそれぞれ演じる。ヨウスケの母を安達祐実、ヨウスケの父を山内圭哉、そしてハルタの高校の野球部監督・赤木を水野美紀、ヨウスケの高校の野球部監督で、ヨウスケの父の親友・三枝を宇野祥平、と共演陣には実力派が顔をそろえている。

――横山さんの脚本でスポーツものは珍しいイメージですが、野球がテーマになった経緯を教えていただけますか。

横山:企画会議の中で“野球”というワードが出てきて、僕自身はスポーツを取り扱った作品にチャレンジしたことがほとんどなくて、今の自分の筆致でどんなふうに扱えるのかとか、野球をテーマに描く中で、どういう切り口で社会の中にある問題を取り上げていくことができるのかとか、そういう自分自身の興味もありましたし、チャレンジしたいという思いもあって、野球というテーマで描くことに好奇心を持って取り組めそうだな、と思いました。今回、野球のことを調べていく中で興味を惹かれる内容がたくさん見つかって、作品の中に取り入れることができたので、台本はうまくスタートを切れたんじゃないかなと、僕の中では思っています。

――男子2人が主人公というストーリーの構想についてはいかがでしょうか。

横山:いわゆるライバル関係みたいなところで描くよりも、もう少し複雑なバックグラウンドがあって、野球を通して彼らが成長していく過程プラス、親子や友人との関係性といったところも描けたら面白いなと思いました。

――眞鍋さんと出演者の皆さんは、横山さんの脚本を読まれた印象をお聞きかせください。

眞鍋:横山さんの作品は人物の葛藤が複雑に絡み合って、「どうしたらいいか」という揺らぐ思いが描かれているような台本だと思っています。今回は例えば「父親の夢を息子が受け継がなければいけないのか?」という、主人公自身の野球をやりたい気持ちも含めて、複雑な葛藤が生まれるところに焦点を当てていて。そういった意味では、野球がテーマではありますが、非常に横山さんらしい作品になっているんじゃないかな、と思っています。

大西:最初に作品のタイトルを聞いた時に、スポーツ漫画っぽいイメージを受けたんですけど、台本を読んでみたら、野球はメインにありつつも、1人の人間が友達や周りの人の支えによってだんだん成長していくところが温かく感じられました。僕自身、周りの人たちによって成長していくんだな、と感じることが多かったので、世代によって受け取り方が違ってくる部分はあるかもしれませんが、温かくて何回も観たくなるような作品だなと思いました。

岡崎:僕はこのストーリーに近い経験はしたことがないんですけど、それでもすごく共感できたことにびっくりしました。自分に経験のない話だけど共感できる、ということが今までなかったので、自分の中で衝撃的でした。それぞれのキャラクターの行動が、例えば落ち込んでる人がいたときの行動とかセリフとか心理描写とかに、「あ、確かに自分もそうかもな」と思えました。

安達:それぞれの登場人物が、それぞれに違うものを抱えていたり、内包していたりするけれども、自分自身と向き合ってそれをひとつずつ乗り越えていくところが野球を通して描かれていることにすごく感動しました。スポーツを見ているとき、人生を背負ってやっているんだな、ということを強く感じるので、野球というスポーツを通して一人一人の人生が見えてくる作品になっていて、面白いし素敵だなと思いました。

――キャストの皆さんは、脚本を読んでご自分の役についてどのような印象を持ちましたか。

大西:僕の演じるヨウスケという役は、お父さんが亡くなって野球から離れて、結構ふさぎ込むタイプというか、自分の内にある本当のところは表に出せないんだろうな、というところにすごく共感します。僕も反抗期がすごかったらしくて……自覚はないんですけど(笑)。そういう時期を経た今だからこそ共感できるというか、自分もこうだったんだろうなと思うと、家族とか周囲の人に支えられているところが良いな、と思います。僕は関西ジュニアというところでアイドルをやっているんですけど、先輩とかいろんなスタッフさんに支えられてきている自分と重なるところも感じています。

大西風雅
岡崎:ハルタはすごく明るく見えるキャラクターだと思いますが、落ち込んでいる人とどう向き合ったらいいかとか、親に電話する時にも心配かけないようにどうしたらいいかとか、ただ明るいだけじゃなくて、いろいろ考えた上で明るく振舞っている子なのかなと。自分も割とそういう一面があるのでちょっと似てるな、と個人的に思っています。

安達:私が演じる郁美は夫を失って、息子のヨウスケは父親を失って、自分が夫を失ったということだけで悲しんでいられないというか、息子の抱えている喪失感をどうにかして埋めていかないといけないという状況に置かれてしまうわけですよね。本当は自分だって悲しいし、強い自分でばかりはいられないはずなんだけど、でも息子のことを一番に考える親としての葛藤で苦しんだり、何とかして活路を見出したいという思いで実際に行動してみたり、結果的には強そうに見えるけど、でも無理をして頑張っている部分もあって、一面だけでは語れない人間性があるなと思っています。

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■大西風雅、大谷翔平選手と同じ技ができる!?

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【公演概要】

舞台『ナイボー!』
舞台『ナイボー!』ビジュアル

舞台『ナイボー!』

◆東京公演
【公演日程】9月30日〜10月18日
【会場】東京建物 ぴあ シアター

◆大阪公演
【公演日程】10月22日〜25日
【会場】梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

【脚本】横山拓也
【演出】眞鍋卓嗣
【出演】
大西風雅 岡崎彪太郎
安達祐実 水野美紀 宇野祥平 山内圭哉
満腹満 池之上頼嗣 井上拓哉 松尾敢太郎 宮瀬隼 徳留洸稀 富田黎 小島佳大

【製作】TBS

【公式サイト】https://niceball-stage.com/
【公式X】 https://x.com/niceball_stage
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