『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』巨額予算は氷山の一角だった! 製作費過去最高に
いよいよ配信がスタートしたAmazonのドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』。莫大な制作費が話題になったが、これは氷山の一角で、予算は膨らみ続け、ドラマ史上最高額に達することがわかった
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本作は、J・R・R・トールキンの中つ国第二紀のヒーローたちを初めて映像化した作品で、『ホビット』や『ロード・オブ・ザ・リング』のはるか数千年前を舞台にした壮大な物語。偉大な力の創造、王国の栄枯、ヒーローたちの試練、そして全世界を闇で覆うトールキンが生み出した最強のヴィランが描かれる。
本作には、4億6500万ドル(約653億円)もの巨額制作費が投じられたことも話題になったが、実はこの額は、シーズン全体でかかったコストの半分に過ぎなかったことが分かった。
JustJaredによると、4億6500万ドルの予算はドラマの舞台となる中つ国の世界のセットを作るために投じられ、このほか毎エピソード5800万ドル(約81億円)、シーズン1の8話だけでも4億6400万ドル(約651億円)の制作費がかかっているという。
しかもこの数字には、2017年にAmazonが権利獲得のために支払った2億5000万ドル(約351億円)は含まれていない(この権利は、5シーズン50話をカバーするものだそう)。
これら全てを合計すると、5シーズンでその総額はなんと30億ドル(約4210億円)以上に及ぶことがわかる。同サイトによると、この額はテレビドラマ史上、最高の制作費となるようだ。
ドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』は、Prime Videoにて、第1話と第2話が配信中。その後は毎週金曜13時より新エピソードを独占配信。