『ビースト』モンスターライオンが猛スピードで襲い掛かる! 本編映像解禁
俳優イドリス・エルバが主演する映画『ビースト』より、サバンナの真ん中でポツンと家族が取り残されたところにモンスターライオンが登場、猛スピードで襲いかかってくる、迫感あふれる本編映像が解禁された。
【動画】逃げ場ナシの家族にモンスターライオンが襲い掛かる! 『ビースト』本編映像
本作は、アフリカの広大なサバンナを舞台に描くサバイバル・アクション。
解禁された本編映像は、ふたりの娘たちとサバンナの真ん中に取り残されたネイト(イドリス・エルバ)が、行方をくらませているモンスターライオンを探すため、車の上へ登り、猟銃のスコープをのぞくシーンから始まる。そんな中、しびれを切らした姉のメアが、はぐれてしまいすでに負傷しているネイトの旧友マーティン(シャールト・コプリー)を探しに車から飛び出してしまう。その瞬間、車内にいた妹のノラがふと後ろみると、背後の崖にモンスターライオンの姿が。すぐさまネイトにその存在を伝えるも、ネイトが振り向くやいなや、モンスターライオンは猛スピードで距離を縮め、とてつもない跳躍力であっという間にネイトに襲い掛かかる。
スリル満点の本編映像であるが、バルタザール・コルマウクル監督は観客に没入体験を提供し、劇中で登場人物たちが感じているのと同様の恐怖を与えたかったようだ。「ライオンは常にキャラクターの目線から撮られているから、それが近づいてくるのをリアルに感じることができる。観客も逃げられず、そのシーンに閉じ込められてしまうんだ。大々的なアクションシーンは全てこのようにしたかった。危険な状況に捕らわれてしまう恐怖とサスペンス、興奮を高めることができるからね」と語る。
さらに、プロデューサーのウィル・パッカーは「監督は明確なビジョンをもって観客を本作の世界へと誘うため、POV(主観)撮影という手法を採用した。一人称視点かつ長回しで撮影することで、本能や直感に訴える作品に仕上げることができたよ。この瞬間に実際に立ち会っているかのような緊張を感じてほしい、カメラが動いた時に自分も移動しているかのように錯覚してほしい、と彼は考えていたんだ。ネイトが振り向く時はカメラも振り向き、そこにはライオンがいると分かる。観客も思わず自分の背後を確認したくなるだろう」と監督の強い信念と献身に最大の賛辞を贈っている。
映画『ビースト』は、9月9日より全国公開。