新時代香港映画『少年たちの時代革命』『理大囲城』12月連続公開
■レックス・レン(『少年たちの時代革命』監督)
『少年たちの時代革命』の上映が世界一周して、やっと谷崎潤一郎の「少年」と大島渚の『少年』の国、日本にたどり着いた。なぜ「少年」が絶えず、どんな時代でも創作の原動力になり得るのか? 香港からやって来た「少年」が、大きな人生の波を乗り越えても少年の心を持ち続けるあなたに、2019年の香港のエネルギーを届けてくれるだろう。たとえ結果が出なくても、私たちは諦めない。
■ラム・サム(『少年たちの時代革命』監督)
映画『少年たちの時代革命』を発表してからおよそ1年経った。今でも香港では上映禁止だが、台湾、ヨーロッパ、オーストラリアなどで上映されてきた。そして今回、日本で劇場公開が決まったことは、この映画に関わってきたチーム、いまなお悲観的な状況に置かれている香港人にとって、大きな励みになるに違いない。2019年に民主化デモが始まってから、日本人はいつも香港に関心を寄せてくれた。3年後の今日、『少年たちの時代革命』の劇場公開によって、再び日本、さらに世界中の自由を愛する人々と繋がり、力を分かち合うことができたら幸いです。ありがとうございます!
■香港ドキュメンタリー映画工作者(『理大囲城』監督)
映画『理大囲城』が劇場公開されることは、我々にとって大変意義があることです。自由への切望が、我々を繋ぎ合わせることができると期待してやみません。『理大囲城』を観て下さる全ての人に、深く感謝致します。