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20世紀SF映画史上屈指の大問題作『未来惑星ザルドス』、約50年ぶり再公開

映画

映画『未来惑星ザルドス』メインビジュアル
映画『未来惑星ザルドス』メインビジュアル(C)1974 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPOLATION

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ショーン・コネリー

シャーロット・ランプリング

スタンリー・キューブリック

 ジョン・ブアマン監督、ショーン・コネリー主演のSF映画『未来惑星ザルドス』(1974)が、公開から約半世紀を経て11月4日より全国順次公開される。これに先立ち日本オリジナルの新ポスター・ビジュアルが解禁された。

【写真】SF映画史上屈指の問題作『未来惑星ザルドス』フォトギャラリー

 本作は、英国の巨匠ジョン・ブアマンが自ら製作・脚本を兼任し、驚異的なイマジネーションで人類の恐るべき未来を予見したSF巨篇。2293年、人類は不老不死の社会を実現。特権階級の永遠人「エターナルズ」は、外界から隔絶された透明ドームの中で優雅な毎日を過ごしていた。彼らは空飛ぶ巨大神像ザルドスを建立、それを神と崇める撲滅戦士「エクスターミネーターズ」を操り、荒廃した外界に棲む獣人「ブルータルズ」の殺戮を続けていたが…。

 主演は初代「007」のショーン・コネリー。共演は『愛の嵐』(1974)で一世を風靡し、現在も『DUNE/デューン 砂の惑星』などで活躍中のシャーロット・ランプリング。また、スタンリー・キューブリック監督は、自作『2001年宇宙の旅』(1968)に通じるものを感じて本作に興味を抱き、ノンクレジットでテクニカル・アドバイザーとして協力。撮影に『2001年〜』の名カメラマン、ジェフリー・アンスワースを起用するなど、様々な便宜を図った。

 宗教批判と神殺し、永遠の生よりも死を讃える先鋭的メッセージを突きつけるこの作品は、初公開時、一部批評家とわずかな観客を除き、まったく理解されなかった。それから約半世紀、今も評価は揺れ続け、本作は世界中で論議が絶えないSF映画史上屈指の問題作として孤高の地位を保っている。

 解禁された新ポスター・ビジュアルは、約50年ぶりの再公開のために日本独自にデザインしたもの。「汝らの神を畏れよ」とのキャッチコピーと共に、本作のシンボルである宙に浮かぶ巨大神像ザルドスが迫力満点に配置されており、畏れおののく撲滅戦士が馬上からそれを見上げている。

 映画『未来惑星ザルドス』は11月4日より全国順次公開。

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