アニメ『マイホームヒーロー』、2023年4月放送開始、ティザーPV解禁 声優陣に諏訪部順一ら
■三木眞一郎(麻取義辰役)
――本作の印象を教えていただけますでしょうか。
誰にでも、当たり前のように流れていく時間。とても穏やかに見えるなかに、優しさ、狂気、愛など、様々なモノが高密度でつまっている作品。かといって、息苦しくなりすぎずに息ができるシーンもある、とてもバランスのとれた、素敵な作品だと思います。
――演じるキャラクターの印象と、演じるにあたっての意気込みを教えていただけますでしょうか。
キレ者でありながら、人間味を感じさせてくれる人でもあります。素敵なキャストの皆さまと一緒にアニメーション作品として、原作ファンの方にも楽しんで観ていただけるように、全力でマイク前に立たせていただく所存です。凄腕の詐欺師であり、息子を溺愛する麻取義辰をアニメーションでもよろしくお願いいたします。
■多田啓太(麻取延人役)
――本作の印象を教えていただけますでしょうか。
推理小説マニアで平凡なサラリーマンの哲雄が、娘を守る為自身の知識を武器に犯罪組織と渡り合っていく姿には、一読者として毎回応援する気持ちで読んでいました。フィクションがリアルにどこまで通用するのかという部分のドキドキ感がたまらなかったです。そんな素敵な作品に出演させていただけることが決まり、とても嬉しく思っています。
――演じるキャラクターの印象と、演じるにあたっての意気込みを教えていただけますでしょうか。
延人にはカッとなったら手がつけられなくなったり、他人の痛みがわからない部分があり、逆に一つでも良いところを見つけてみたいと思ってしまうくらいひどい男だなという印象です。現実の世界では絶対に関わりたくないなぁ…と思っていたところ、今回演じさせていただくことになり、とても不思議な気持ちでいます。そんな延人の感情の瞬発力を追い越すくらいの勢いで演じていきたいです!
■大久保瑠美(響役)
――本作の印象を教えていただけますでしょうか。
タイトルにある「ヒーロー」という文字、原作を読んでみて、私の想像するヒーロー像とは全く異なっていて驚きました。哲雄はただ大切な家族を守りたいだけ。そのためならなんだってする、そう覚悟を決めたその姿は間違いなくヒーローなのですが、視点を変えれば鬼の様にも見えます。家族の大切さ、ハラハラドキドキするトリックや駆け引き、そして何より登場人物たちにとっての正義とはなんなのか…とても面白いです。この作品に関われることを嬉しく思います。アニメ「マイホームヒーロー」を、是非ともよろしくお願い致します。
――演じるキャラクターの印象と、演じるにあたっての意気込みを教えていただけますでしょうか。
私が演じさせて頂く響は、延人の恋人です。誰からも悪い印象しかない延人を可愛いと言い大切に思っている、恋愛に関してはとても純粋な女性です。とはいえ仕事はキャバ嬢なので、優しく純粋なところだけでなく、可愛らしくも大人の色気を持った一面を見せられるよう演じていきたいと思います。よろしくお願い致します!
■大塚明夫(窪役)
――本作の印象を教えていただけますでしょうか。
文字通り「死に物狂い」の極限状態の中、登場人物たちの足掻きによって絶え間なく生まれる人間ドラマの世界に心を奪われました。
――演じるキャラクターの印象と、演じるにあたっての意気込みを教えていただけますでしょうか。
窪という男を一言で表すのなら「狩人」といったところでしょうか。スーツ姿で淡々と、相手を追い詰めていく姿はまさに現代のハンターそのものです。ほの暗い緊張感を皆様にも感じて頂けるよう、誠心誠意演じさせていただきます。
■亀井隆監督
最初に原作を読んで、正直、「大変だな」と思いました。ドラマ向きのようにも感じ、どのようなアニメーションになるのか、また、アニメーションでは不得意な表現をどうしたらいいのか、とも思いました。今は日々実験をしながら制作を進めています。自分の周りの原作のファンの方々、特に女性ファンやネットの意見は参考にするようにしていますが意見を見聞きすると難問を与えられた、とも思うし、難問に挑戦していくやりがいも感じています。
原作にならうところが多い印象があるのでそこを楽しみながらフィルム制作を進めております。僕自身どのような作品になるのかを楽しみにしています。ファンの皆様も楽しみに完成をお待ちください。