TKO木下、3年ぶり公の場 出演オファーしてくれた原田龍二に感謝
お笑いコンビTKOの木下隆行が30日、都内で行われた映画『虎の流儀 旅の始まりは尾張 東海死闘編』初日舞台あいさつに登壇。事務所独立後初となる映画出演となったが、主演を務める原田龍二から声を掛けてもらったことを明かすと「本当にありがたいことです」と感謝を述べていた。イベントには原田をはじめ、脇知弘、森脇英理子、はいだしょうこ、辻裕之監督も参加した。
【写真】3年ぶりに公の場に登場 TKO・木下らが登壇したイベントの様子
本作は、抗争で殺された組長の仇を取るために立ち上がったものの失敗し、逆に追われる立場になってしまった男が、世直しのために全国行脚する姿を描いた任侠映画。
客席の観客の前に登壇した木下は「まさかこういった場所に、いま立てていることが奇跡だと思っています」とやや緊張した面持ちで語るも「ペットボトルは隠しておいてくださいね」と芸人らしく笑いを取るシーンも。
約3年ぶりとなる公の場となった木下は「こうしてお客さんの前でマイクを持たしてもらえるのが舞台あいさつという…。相方(木本武宏)とではないんだという思いもあり…」とうれしいながらも、複雑な心境であることを明かす。
今回の映画出演は、主演である原田からの誘いがあったという。木下は「僕がいろいろあったとき、龍二さんが『映画に出てみないか』とすぐにLINEをくれて。だから今日があるんです。僕は映画に出させてもらう人生ではないと思っていたので、感謝しかないです」としみじみ語る。
原田は「もともとキノちゃんとは、連続ドラマでも共演していて、一緒に風呂も入っているんだよね」と木下とは旧知の仲だったというと「映画に出させていただいて撮影をすると、本当にたくさんの人が携わっていることが分かります。特に主演をやらせていただくと、よりその思いは強く感じるし、感謝の気持ちでいっぱいです」と、木下はもちろん共演者やスタッフと共に作品を作り上げたことを強調していた。
続編となる『虎の流儀 激突!燃える嵐の関門編』は10月7日より全国公開される。原田は「いまどんな映画でも危険な爆破シーンや着弾シーンなどはCGを使うことが多いのですが、この映画はどんな派手なシーンでもCGなしで挑んでいます。ぜひ劇場で堪能してください」と映画をアピールしていた。
映画『虎の流儀 旅の始まりは尾張 東海死闘編』は公開中。続編の『虎の流儀 激突!燃える嵐の関門編』は10月7日より全国公開。