トム・クルーズ、宇宙ステーションで船外活動を行う民間人第一号へ
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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『ボーン』シリーズのダグ・リーマン監督とタッグを組み、新作を宇宙で撮影するトム・クルーズ。民間人として初めて、宇宙ステーションで船外活動を行うことを目指していることが分かった。
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Varietyによると、ユニバーサル・ピクチャーズのトップ、ドナ・ラングレ―が、BBCのインタビューで明かしたものだそう。トムが国際宇宙ステーションで撮影を行うことはすでに報じられていることだが、さらに先をゆき、宇宙遊泳をすることが計画されているようだ。
「トム・クルーズが、私たちを、世界を宇宙へ連れて行きます。そういうことです」とドナ。「我々は、トムとともに素晴らしいプロジェクトを計画中で、実現させるべく真剣に検討しています。ロケットを宇宙ステーションに打ち上げ、撮影を行います。願わくば、宇宙ステーションで船外活動を行う初めての民間人になればと思っています」と語る。
本作について、ストーリーなど詳しいことは明らかにされていないものの、彼女によると、撮影の大部分は地球上で行い、「ピンチを救うためにキャラクターが宇宙に飛び立たなければならなくなる」。またトムのキャラクターについては、「地球を救えるのは自分だけだと悟る、運の尽きた男」と表現しているそうだ。NASAと、イーロン・マスクのスペースX社とタッグを組むことが分かっている。
情報筋によれば、本作の予算は2億ドル(約292億4500万円)にものぼるそうで、そのうち、3000万ドル~6000万ドル(約44億円~約88億円)が、主演・プロデューサーのトムに支払われるとみられている。