永野芽郁、戸田恵梨香の演技に驚き 「スイッチが入った時の戸田さんは、怪物?みたいな(笑)」

関連 :
女優の戸田恵梨香と永野芽郁、監督の廣木隆一が27日、都内で開催された「映画『母性』第35回東京国際映画祭 完成報告会」に出席。戸田と永野は昨年の4月に撮影が行われた初共演時を振り返りつつ、自身と母の関係についても語った。
【写真】オールブラックコーデで登場、戸田恵梨香&永野芽郁全身ショット
本作は、湊かなえによる同名小説を映画化。ある未解決事件の語り手となる母親・ルミ子(戸田)と、母に愛されたい娘・清佳(永野)が織りなす物語を描いている。
ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』の撮影よりも前に、本作の撮影で永野と初共演を果たした戸田は「母親にはなれないだろうって思いました(笑)」と話すと、年齢差を踏まえて物語を成立させられるのか不安があったことを告白。「ルミ子自身が母親になれないという人だったというのもありますし、芽郁ちゃんが私のことを母として見てくれていたので、私の精神的には何とか成立させられたという感じでした」と振り返った。
戸田に「とにかく涙がぽろぽろぽろぽろ出てくる」と評された永野が「嬉しかったです。今回、出演を決定するにあたって、戸田恵梨香さんが主演だからという話を最初に聞いていたので。脚本を開く前に、戸田さんだったらやりますっていうぐらい、いつかご一緒したかったので。本当に純粋に嬉しかったですね」と笑顔で明かす様子も。
また、戸田の印象について「スイッチが入った時の戸田さんは、怪物?みたいな(笑)。恐ろしいんです。誰も声をかけられないくらい、グワーッて入っていくので。それをすごく間近で見させていただけたのは、すごく貴重な経験になりました」と語る様子も見られた。
物語にちなみ、自身と母の関係についての質問も。戸田は、「幼少期なんかは、いつもプリンセスに憧れて(笑)。ドレスなんか着てそこら辺を走り回ったりしていましたけど、学生になると早く自立したくてしょうがないっていう風に思っていましたね」とコメント。一方の永野は「私はいい娘だと思うんですよ(笑)。本当に。お母さんが喜ぶことをしたいって常に思っているので。行きたいっていう場所には連れていきますし、運転手をするので。いい娘ですね」と回答。月に一度ほどは一緒に出掛けるという永野は、母も自分の出演作を初日に必ず見てくれるとしたうえで「母もいい母ですね」と頬を緩めた。
映画『母性』は11月23日公開。