市川実日子主演、世界の歴史料理を食べて知る新感覚グルメドラマ1月開始 共演に中島歩
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女優の市川実日子が主演を務め、俳優の中島歩が共演する、世界の歴史料理を食べて知る新感覚グルメドラマ『A Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』が、BS松竹東急にて2023年1月9日22時30分より放送されることが決まった。市川と中島は本作で夫婦役を演じ、ドラマ初共演を果たす。
【写真】夫役の中島歩
本作は、歴史料理研究家・遠藤雅司のレシピ本「歴メシ!決定版 歴史料理をおいしく食べる」(晶文社※12月20日発売予定)をドラマ化。吉祥寺から徒歩20分のところに住む結婚15年目の夫婦、主人公・藤田ジュンとその夫・ヨシヲの夫婦の物語を歴史メシのレシピと共に描く。マニアックな音楽・映画・小説の趣味に加え、道徳の価値観も合う夫婦のテンポの良い掛け合い、2人が身近な食材で再現しようとする数々の歴史に残るレシピも見どころの新感覚グルメドラマだ。
主人公の大学の史学部で事務員として働く藤田ジュンを演じるのは、数々の作品で存在感を放つ市川実日子。市川は、雑誌「OLIVE」のモデルを経て女優として活動し、映画『blue』(2003)で第24回モスクワ国際映画祭の最優秀女優賞に輝き、『シン・ゴジラ』(2016)では、第71回毎日映画コンクール女優助演賞、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を獲得。近年も、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』といった話題作に出演する市川が、知り合いの教授から「歴史書の中にあるレシピ」を教えてもらい、夫と一緒に料理を作ることになるジュンを魅力的に演じる。
ジュンの夫・藤田ヨシヲ役は、ナチュラルな芝居に定評がある中島歩。モデルとして活躍していた中島は、2013年に舞台『黒蜥蜴』のオーディションで200名の中から選ばれ、同舞台で俳優デビュー。初主演映画『グッド・ストライプス』(2015年)で第7回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞。第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『偶然と想像』と『いとみち』で、第35回高崎映画祭最優秀助演俳優賞を受賞した。各作品で高評価を得て年々頭角を現している中島が、ヨシヲとして作品にどのようなエッセンスを与えるのか。アンニュイな雰囲気を醸し出す、2人の関係性にも注目だ。
脚本は、漫画「ラジエーションハウス」(集英社)の原作や、2021年日本民間放送連盟賞テレビ/ドラマ番組部門優秀賞を受賞したドラマ『名建築で昼食を』などの脚本を手掛けた横幕智裕。監督は、マーティン・スコセッシやポン・ジュノ、ジョン・ウーなど巨匠監督のもとで助監督を務め、『名建築で昼食を』や、第57回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞、第8回AT上方番組大賞グランプリを受賞した『ちょこっと京都に住んでみた。』の監督を務めた吉見拓真が担当する。
本作への出演にあたり、主演の市川は「歴史上の人物にだって日常があって、物語があって、だから食事も進化してきた。へぇ!と何度も口にしながら、この、おもしろい、もっと知りたいと感じる気持ちが、作品にも反映されるといいなと思いました。観てくださった方の、すぐ近くにいるような、いつもの散歩道で見かけるような、そんな夫婦になれますように」とコメント。
中島は「本作を通して、古今東西の暮らしの歴史を知れるのは興味深いですし、その上、夫婦間で感じているあれやこれやが描かれているのも魅力です。なんとなく観てるとニヤニヤ笑えて、ほうほうと歴史の勉強にもなって、そのうち歴メシを作りたくなっちゃうようなドラマにできたらと思います」と語っている。
月曜ドラマ『A Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』は、BS松竹東急にて2023年1月9日より毎週月曜22時30分放送。
※キャスト・プロデューサーコメント全文は以下の通り