藤ヶ谷太輔『そして僕は途方に暮れる』、伝説の名曲を新アレンジし大澤誉志幸本人が歌うED曲入りSP映像到着
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Kis‐My‐Ft2の藤ヶ谷太輔が主演を務める映画『そして僕は途方に暮れる』より、映画用に新アレンジを加え、大澤誉志幸本人が新たに歌ったエンディング曲「そして僕は途方に暮れる 2023 movie version」を使用したスペシャル映像が解禁となった。
【動画】映画用に新アレンジを加え、大澤誉志幸本人が新たに歌ったエンディング曲「そして僕は途方に暮れる 2023 movie version」を使用したSP映像
本作は、2018年にシアターコクーンで上演されたオリジナルの舞台を、脚本・監督・三浦大輔×主演・藤ヶ谷太輔が再タッグを組み映画化。藤ヶ谷演じる主人公のフリーター・菅原裕一が、ほんのささいなことから、あらゆる人間関係を断ち切っていく、人生を懸けた逃避劇を描く。
エンディングでは、1984年に大ヒットを記録した大澤誉志幸の楽曲「そして僕は途方に暮れる」を起用。大澤本人が本作のための新アレンジで歌唱、この物語の余韻を心に刻む。
スペシャル映像に映し出されているのは、藤ヶ谷演じる主人公・裕一の“逃げ続ける人生”。ささいなことから、あらゆる人間関係を断ち切って、逃げて、逃げて、逃げまくる様はもちろんのこと、逃げるごとに裕一がひとり見せる表情は、人間誰しもが一度は持ったことがある「逃げたい」という心理を、実際に「逃げてしまった」裕一を通しリアルに描く。
映像にはエンディング曲「そして僕は途方に暮れる 2023 movie version」を使用。この原曲を知っている世代にも、知らない世代にも、どこか懐かしく、そして新しいエモーショナルな楽曲にのせて、初お披露目のシーンがちりばめられた、本作の魅力が詰まった映像となっている。
同曲は12月16日0時より配信が開始される。
三浦監督は「物語と歌の歌詞が完全にリンクしているわけではないですが、交わる部分はたくさんあり、その余白も含めて、映画を観終わったあと、その先の主人公の姿に思いを馳せるエンディングになったのではと思っております」と作品とエンディング曲のシナジーに自信をのぞかせる。
原作となる舞台版を三浦監督が執筆していた段階では、実はタイトルは(仮)だった。が、あまりに「そして僕は途方に暮れる」という文言が作品の内容とフィットしていたことから“(仮)”が取れて、正式な作品名に。
小西啓介プロデューサーは「三浦監督も私たちプロデューサー陣も楽曲としての“そして僕は途方に暮れる”を使用すべきかどうかは本当に悩みました。一世を風靡した名曲なだけに、それは期待通りなのか、予定調和なのか? 実際にエンドロールに原曲を仮で当ててみたり、音楽を担当された内橋(和久)さんの劇伴を当ててみたりを何度も繰り返して。最終的に監督が出した答えは、内橋さんによる映画版のアレンジで大澤さんに歌唱をお願いすること。結果、大澤さんの歌入れを生で聴いて感動し、ようやく映画が完成することを実感しました。内橋さんの素晴らしいアレンジと快諾してくださった大澤さんに感謝の言葉しかありません」と語る。
こうして、本作と楽曲のコラボレーションが実現、この音像も本作を深い味わいへといざなう大切な要素のひとつとなっている。
映画『そして僕は途方に暮れる』は、2023年1月13日より全国公開。