窪田正孝、映画『春に散る』出演決定! 佐藤浩市&横浜流星のライバルとなる天才ボクサー役
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俳優の佐藤浩市と横浜流星がダブル主演する映画『春に散る』の追加キャストとして、窪田正孝の出演が発表された。主人公の仁一(佐藤)&翔吾(横浜)に親子に立ちはだかる宿命のライバルを演じる。
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原作は沢木耕太郎の同名小説(朝日新聞出版)。沢木が半生をかけて追い続けてきたテーマは、ボクシングを通じて〈生きる〉を問うこと。新田次郎文学賞を受賞した『一瞬の夏』(1981年)、『カシアス』(2005)に続き、その集大成ともいえる『春に散る』を、瀬々敬久監督が映画化する。
主人公は、不公平な判定で負け米国へ渡り、40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて二人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいくー。
翔吾を導くことで人生に尊厳を取り戻そうとする仁一を佐藤浩市、仁一と出会い、諦めかけていた夢に再度挑戦する翔吾を格闘技経験も豊富な横浜流星が演じる。さらに、山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰が出演する。
窪田正孝が演じるのは、翔吾の最大のライバルとして立ちはだかる世界チャンピオン・中西利男。絶対王者として君臨しながらも、ひょうひょうとしたたたずまいで、えたいの知れない天才ボクサーだ。
今回満を持して、『64‐ロクヨン‐』でタッグを組んだ瀬々監督のもと、絶対王者として名をとどろかせる最強ボクサー・中西を演じることになり、新境地を切り開く窪田。仁一を演じる佐藤とは『64‐ロクヨン‐』で同僚の刑事役として共演しており、横浜とは初共演となる。三池崇史監督『初恋』では余命宣告を受けたボクサー役を演じており、抜群のアクションセンスと鍛え上げられた体が話題となった。
窪田は「2016年に公開された映画『64‐ロクヨン‐』以来、瀬々監督、佐藤浩市さんと再びご一緒できて嬉しく思います。男の闘争本能が書き殴られた脚本、馬鹿で恥ずかしくなるくらい実直な登場人物達。180秒に人生を懸けて、魂を散らす彼等に心惹かれました。優れた身体能力を持つ流星くんと観客が沸き立つような拳闘ができればと思います」とコメントしている。
映画『春に散る』は、2023年全国公開。