新海誠監督、RADWIMPS・野田洋次郎『すずめの戸締まり』ティーチインにSixTONES・松村北斗が緊急参戦!
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■新海誠監督
映画を作っていた時は、作り終わった後のことをイメージがイメージが出来ていませんでした。いつもは夏に公開していたので秋を経て年末にやっと整理できていたような状況でしたが、気づけばもう年末で、正直まだ整理しきれていない部分もあります。きっと年が明けて、春頃までにかけてどんどん自分の中にしみこんでくるのかなと思います。
僕がデビューした頃は1人で静かに観て、知っている人は知っている、そんな作品を作りたいという想いがありましたが、だんだんと誰と観ても何かがもらえるような、観終わった後に盛り上がれるきっかけを与えられるような、そんな映画を作りたいと思うようになりました。『すずめの戸締まり』はそういう映画に仕上がっていると思います。今まであまりアニメを観てこなかった方にも是非声をかけて頂いて、観てもらえたら嬉しいです。
■野田洋次郎(音楽担当)
やっと公開できた、それが何よりもうれしいです。新海監督とご一緒する時は約2年半ほどで一周まわるという周期なのですが、最初に脚本を頂いてから約2年半ほどが経って、やっと一周が終わった感覚があります。常に自分の人生の傍らに『すずめの戸締まり』がいたので、きっと来年から次のフェーズに変わっていけるのかなと、一区切りという想いもありますね。
この作品は必ず何か気づきや発見がある作品です。是非大切な人と共有して欲しいし、きっと観た後に新しい絆が生まれる、そんな作品だと思うので、沢山の方に観て頂きたいです。
■松村北斗(宗像草太役)
僕は新海監督や野田さんに比べたら関わらせていただいた時間は短いですが、オーディション、練習、アフレコ、公開と、2022年は常に『すずめの戸締まり』がありましたし、考えていました。本当に得たものが多く、今の自分を支えてくれた作品でもあります。
最初にVコンを観た時から僕は泣いていたのですが、その時から変わらずずっとこの作品の事が大好きです。説得力があるし、しんどいなと思った時には何度も思い出しますし、助けてもらっています。是非誰かにエールを伝えたい、そんな時には一緒に観てあげて欲しいですし、自分に大丈夫だよって言ってもらいたい時にも是非観て欲しい作品です。