新海誠監督、RADWIMPS・野田洋次郎『すずめの戸締まり』ティーチインにSixTONES・松村北斗が緊急参戦!
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新海誠監督の最新作アニメ映画『すずめの戸締まり』のティーチイン舞台あいさつが12月22日に行われ、新海監督、音楽を担当したRADWIMPS・野田洋次郎のほか、サプライズで宗像草太役の松村北斗(SixTONES)が登場した。
【写真】SixTONES・松村北斗のサプライズ登場に新海誠監督、RADWIMPS・野田洋次郎も驚き
オーディションで選ばれた原菜乃華が九州で暮らす17歳の女子高生・すずめを、SixTONESの松村北斗が“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太を演じた本作。日本各地の廃虚を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をするすずめの解放と成長を描く冒険物語だ。
公開から12月21日までの41日間で観客動員数706万人、興行収入95億円を突破し、新海誠作品No.1のロケットスタートから3週連続で週末動員ランキング堂々の第1位を記録。さらに、世界199の国と地域での配給も決定しており、国内外で大きな注目を集めている。
現在、新海監督を中心にすずめ(鈴芽)役の原、草太役の松村、すずめの育ての親である叔母・環役の深津絵里、音楽を担当した野田洋次郎や陣内一真らが全国各地で舞台あいさつを行っている本作。
22日には、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台あいさつが行われ、新海監督と野田洋次郎が上映終了後に登壇。全国47都道府県107スクリーンにて生中継される中、初めて新海監督が野田に脚本を送った際に受け取ったメールが読み上げられたり、映画本編に使われていないがサウンドトラックに収録されている野田の楽曲「Tamaki」がどのように生まれていったのかなど、これまで明かされてこなかったエピソードが披露された。すずめの叔母・環のことを歌った「Tamaki」について野田は「第1稿を読んだ時に自然と生まれた曲で、彼女の叫びを感じた。この曲を通して環という人を知りたいと思った」と語っている。
さらにこの日の会場には、草太役の松村が「どうしても質問をしたい」と緊急参戦。サプライズに場内が騒然とする中、松村は「伝わる人だけに伝わればいいと思うシーンやセリフ、歌詞などありますか?」と質問。それに対し新海監督は「ラストの方に出てくる黄色い二頭の蝶々に込めた想い」を明かし、野田は「何も浮かばない!」と悩みながらも、主題歌の「カナタハルカ」の歌詞に出てくる“相対性理論”という言葉の意味を語った。
映画公開から既に約1ヵ月半が過ぎ、間もなく興行収入が100億円を突破するとみられている本作。今回声優に初挑戦した松村は「僕はいつも仕事が早く終わる日は、必ず新海監督の舞台挨拶のスケジュールを調べています。今日は何とか間に合いそうだと思ったので来ちゃいました! もう少し監督や野田さんと一緒に宣伝活動がしたかった」と熱い気持ちをコメント。
長い年月をかけて『すずめの戸締まり』を生み出した新海監督は「作っている最中は自信があったけれど、公開後は不安もあった。でもこの1ヵ月強、全国で皆さんの顔を見て、この映画を作ることが出来て良かったんだと今でははっきりと思える」と言葉に力を込める。野田は「まさか今日、新海監督に加えて北斗君とも会えると思っていなかったから嬉しい。今日は最初に新海監督にメールを送った時の気持ちが蘇ってきた。あれから2年半ほど経ちましたが、当時と同じようにこの作品が大好きです」と語った。
なお本作は、入場者プレゼント第3弾として、新海監督書き下ろしによる「小説 すずめの戸締まり~環さんのものがたり~」を12月24日から全国合計150万名限定で配布。現在冒頭2ページを公開している。
アニメ映画『すずめの戸締まり』は、公開中。
新海誠監督、野田洋次郎、松村北斗のコメント全文は以下の通り。