映画『すべてうまくいきますように』、ソフィー・マルソー&アンドレ・デュソリエの共演シーン&磯村勇斗らのコメント到着
ソフィー・マルソーが主演を務める名匠フランソワ・オゾン監督最新作『すべてうまくいきますように』より、ソフィーと彼女の父親を演じる名優アンドレ・デュソリエの共演シーンを解禁。併せて、斉藤由貴、磯村勇斗、声優の津田健次郎ら本作を鑑賞した著名人10名からのコメントも到着した。
【動画】ソフィー・マルソー&アンドレ・デュソリエの共演シーンも! 映画『すべてうまくいきますように』本編映像「安楽死の仕方編」
本作は、オゾン監督がフランスの国民的俳優ソフィー・マルソーと初タッグを組み、安楽死を巡る父娘の葛藤を描いたフランス映画。
今回解禁された本編映像は、ソフィー・マルソーと、フランス映画界の重鎮アンドレ・デュソリエの共演シーン。デュソリエは脳卒中で身体に麻痺が残る父アンドレ役を演じるため、頭を剃り、人口装具で口元を変形させて撮影に臨んだ。
父アンドレ(デュソリエ)から安楽死を依頼されたエマニュエル(マルソー)が、ネットで安楽死について調べる姿からスタート。その後、エマニュエルは父を訪ね、フランスでは安楽死が違法であることを告げる。「じゃあ、どうする?」と不満げな父に対して、彼女は「スイスの協会から連絡待ち。実行は現地で」と新たな提案をする。満足そうな表情を浮かべる父を見て、複雑な表情を浮かべるエマニュエル。その後、スイスの安楽死支援協会の女性(ハンナ・シグラ)と連絡が取れ、話はとんとん拍子に進んでいくが、彼女の不安は募るばかりであった…。
同映像と併せて、本作を一足先に鑑賞した各界著名人からのコメントも到着。俳優の斉藤由貴、磯村勇斗、佐藤玲をはじめ、声優の津田健次郎、映画ライターのSYO、映画『ロストケア』(3月24日公開)で監督・脚本を務めた前田哲、「安楽死を遂げるまで」などの著書で知られるジャーナリストの宮下洋一、スイスで安楽死を試みるまでを綴ったノンフィクション「私の夢はスイスで安楽死」の著者・くらんけ、安楽死を望む少女と止めたい少年の青春を描いた「逢沢小春は死に急ぐ」をウルトラジャンプで連載中の漫画家・胡原おみ、本作の原作者エマニュエル・ベルンエイムの小説の翻訳を手掛けたこともある、フランス文学・哲学研究者の堀茂樹ら総勢10名が称賛の声を寄せた。
本作について、磯村勇斗は「誰にでも訪れる家族との最期の時間。自分だったらどうするのか、思考と感情が行き来する。でも一つ言えるのは、誰にも邪魔できない親子の『愛』が大切なんだ。そう教えてくれた」。津田健次郎は「長女の生活を切実なテーマと共に淡々と、時にユーモラスに切り取っていく名匠フランソワ・オゾン監督の演出、そして飾らない役者陣の芝居が静かに胸に迫る」と、それぞれ語っている。
映画『すべてうまくいきますように』は、2月3日より全国公開。
著名人コメント全文は以下の通り。