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ソフィー・マルソー×シャーロット・ランプリングが初共演! 映画『すべてうまくいきますように』本編映像解禁

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映画『すべてうまくいきますように』場面写真
映画『すべてうまくいきますように』場面写真(C)2020 MANDARIN PRODUCTION‐FOZ‐France 2 CINEMA‐PLAYTIME PRODUCTION‐SCOPE PICTURES

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フランソワ・オゾン

 ソフィー・マルソーが主演を務め、シャーロット・ランプリングが共演する名匠フランソワ・オゾン監督最新作『すべてうまくいきますように』より、マルソーとランプリング演じる母娘の会話シーンを収めた本編映像が解禁された。

【動画】マルソーとランプリングによる母娘の会話シーン

 本作は、オゾン監督作『スイミング・プール』の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説をもとに、安楽死を望む父親に振り回される娘の葛藤を描いたフランス映画。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。

 『まぼろし』や『8人の女たち』『Summer of 85』など、新作を発表するたびに異なるテーマで観る者を圧倒してきたオゾン監督が、“死”をテーマにしながらも、ユーモアを忘れない会話劇とスタイリッシュな映像で、家族の愛とは何か、人生とは何かを軽やかに問いかける、涙と笑いあふれる感動のドラマを完成させた。

 主演は、『ラ・ブーム』(1980年)の世界的ヒットでスーパーアイドルとなり、今なおフランスの国民的俳優として愛され続けるソフィー・マルソー。以前からオゾン作品のファンだったマルソーにとって念願の初タッグとなった。また、主人公の母親役として、これまで『まぼろし』、『スイミング・プール』、『17歳』でオゾン監督とタッグを組み、そのつど圧倒的な存在感を示してきたシャーロット・ランプリングが出演。マルソーとランプリングにとって、本作が初共演となった。

 マルソーはインタビューで「今回初めてシャーロット・ランプリングと仕事をしましたが、彼女は素晴らしい輝きを放つ人でした」とランプリングの演技を絶賛。オゾンは二人について、「本作はソフィー・マルソーについてのドキュメンタリーのような側面もある。『まぼろし』がシャーロット・ランプリングについてそうだったようにね」と明かしている。

 今回解禁されたのは、エマニュエル(ソフィー・マルソー)が母のクロード(シャーロット・ランプリング)と、安楽死を希望した父アンドレについて話し合う場面。エマニュエルは「パパから聞いた?」と安楽死のことを切り出すが、鬱病を患うクロードはアンドレと長年別居中ということもあり、夫の安楽死に対する反応は薄い。

 それよりもクロードが懸念しているのは、アンドレの愛人ジェラールの存在。「あなたもスイスへ?」と聞いたあとに「ジェラールは?」と付け加える。エマニュエルが「行かない。もう会わないって」と伝えるも、クロードは「口先だけよ」と冷笑。しかし、最後に「なぜパパと別れなかったの?」という娘の質問に対して、クロードは「愛してたの、バカね」とほほ笑むのだった…。台詞は少ないが微妙な表情の差異によって感情を表現する、ランプリングの名演技が光るシーンとなっている。

 映画『すべてうまくいきますように』は2月3日より全国公開。

映画『すべてうまくいきますように』本編映像

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