「池井戸潤原作・地上波連ドラ」人気作品ランキングTOP5発表【『シャイロックの子供たち』公開記念】
作家の池井戸潤の同名小説を実写化した映画『シャイロックの子供たち』が17日から公開に。新作映画の公開を記念して、これまで地上波テレビの連続ドラマとして放送された池井戸潤作品のアンケートを実施。人気を集めた上位5作品を紹介していこう。
【写真】どの作品も面白い! 池井戸潤原作・地上波連続ドラマのメインキャストたちを写真で振り返る
今回の結果は、クランクイン!が2023年2月10日~14日の5日間で「池井戸潤原作・地上波連続ドラマであなたが好きなのは?」と題したアンケートを実施し、集計したもの。投票は1人につき最大2作品まで。150名から回答があった。
5位 『花咲舞が黙ってない』シリーズ(得票数13票)
第5位にランクインしたのは『不祥事』『銀行総務特命』といった複数の池井戸作品を原作にした杏主演の痛快コメディシリーズ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)。2014年と2015年に放送されたこのドラマは、銀行で起こるあらゆるトラブルを解決に導く職務「臨店」を軸に、杏演じる正義感が強く、弱者のために奮闘する花咲舞と、上川隆也演じる落ちこぼれのベテラン行員・相馬健の凸凹コンビが、さまざまなトラブルを解決するさまを描いていく。本作についてアンケートには「最後にはスカッとする」「とても素晴らしいドラマでした」「杏さんと上川隆也さんの掛け合いが大好き」などの声が集まった。
4位 『下町ロケット』シリーズ(得票数14票)
阿部寛を主演に迎え、2015年と2018年に放送された日曜劇場『下町ロケット』シリーズ(TBS系)は第4位にランクイン。本作は宇宙科学開発機構の元研究員という異色のキャリアから実家の工場を継いだ佃航平(阿部)を主人公に、中小企業が大企業と渡り合うさまをエモーショナルに活写していくヒューマンドラマ。物語を通して主人公たちが医療・宇宙開発・農業など、さまざまな分野に関わっていくことで日本社会が抱える課題をも浮き彫りにしていく展開も見事。日本の町工場が世界に誇る技術力の高さを描いてきた本作に対して、読者からは「全体的にすごく励まされる内容」といったコメントが寄せられた。