『転スラ』10周年! 原作・伏瀬完全新作スペシャルストーリーの連載&新規オリジナルアニメ「コリウスの夢」など多数のプロジェクト展開
ファンタジー小説『転生したらスライムだった件』の連載開始10周年を記念した企画「転スラ 10thプロジェクト」が2月20日より始動。原作・伏瀬による完全新作スペシャルストーリーの連載や、新規オリジナルアニメ『コリウスの夢』の展開、作品初となる大型イベントの開催などを予定している。さらに「転スラ」各作家陣がそれぞれ描き下ろしたスライムリムルが集合した10周年記念ビジュアルも公開。テレビアニメ第3期が2024年春に日本テレビ系にて放送されることも決まった。
【写真】新規オリジナルアニメ『コリウスの夢』の主題歌を歌う寺島拓篤
原作の伏瀬は新規に書き下ろしたスペシャルストーリー『とある休暇の過ごし方』を「小説家になろう」にて連載開始。マイクロマガジン社より発行されている小説『転生したらスライムだった件』の9巻と10巻の間の物語となっており、リムルたちが新必殺技の開発のため「魔塔」と呼ばれる古今東西の魔法が集まる地へ赴き研究にいそしむはずが争いに巻き込まれ…という内容だ。スペシャルストーリーは「転スラ」10周年を迎える2月20日0時に公開予定。
さらに、このスペシャルストーリーを『3×3EYES』『無号のシュネルギア』の高田裕三によるコミカライズ化も決定。コミカライズは「月刊少年シリウス」にて連載予定。詳細は後日発表予定となっている。
また、”劇場版”のストーリーとして原作・伏瀬によって書き下ろされ、その後『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の大原案となった小説『コリウスの夢』が全3話のオリジナルアニメとして今秋に展開決定。物語はアニメ第1期と第2期の間、「コリウス王国」で渦巻く陰謀にリムルが立ち向かうスぺクタルストーリー。オープニング主題歌を「転スラ」シリーズにて多数の楽曲を担当し、リムルの前世である三上悟役も演じた寺島拓篤が担当する。
寺島は「またしても大役をいただいてしまいました。ありがとうございます。『またお前か。』と皆様お思いでしょう。続く言葉が『もういいよ。』ではなく『おぉいいぞ、もっとやれ!』になるよう今回も必死で頑張ります!全3話のアニメシリーズに新作の主題歌がつくという珍しくも嬉しい展開に、やっぱり転スラチームは気合いが入ってるな、と関心してしまいます。同時に、作品をより良くするための音楽制作に携わる者として、身が引き締まる思いです。今作にしかない魅力、キーワードと、転スラらしさをミックスした良い曲に仕上がるように精一杯取り組みますので、どうぞご期待ください!」とコメントしている。
このほか、「転スラ」シリーズの書籍の国内発行部数が3500万部、海外発行部数が500万部を超え、シリーズ累計の発行部数が4000万部を突破したことを記念したキャンペーンの開催や、「転スラ」シリーズとしては初となる大型イベントの開催も予定。加えて「転スラ」初となる舞台化も決定し、8月に上演を予定している。