唐田えりか、「挑戦的な役」を振り返る 主演の奥野瑛太を尊敬
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女優の唐田えりかが27日、都内で行われた映画『死体の人』完成披露上映舞台あいさつに共演の奥野瑛太、草苅勲監督と共に出席。自身が演じた役について「挑戦的な役だった」と明かした。
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演じることにかける想いは人一倍強いものの、死体役ばかりの売れない役者・吉田広志（奥野）と、彼と運命の出会いを果たすヒロイン・加奈（唐田）。彼らの不器用な生き方を通して、理想と現実の折り合いをつけることの難しさ、そして“生きることと死ぬこと”という普遍的なテーマを、草苅監督自身の俳優経験を活かして絶妙なバランスのユーモアとペーソスで描く。
唐田は自身が演じた加奈に関して「すごくまっすぐで、ピュアで強い子だと思いました」と説明。また、「自分の中でも挑戦的な役だった」とも話し「それを身構えず、役としての土台をちゃんと作った上で、現場で奥野さんとのセッションを素直にやることで楽しんでいけたらと思いました。自分の感情を大事に演じようと思って現場に立ってました」と役への思いを打ち明けた。
奥野と唐田は本作が初共演。奥野は唐田について「（唐田の役は）『本当に唐田さんがやられるの？』と思う役柄なんです」とした上で「現場で初めて対峙したときも、思ったことがストレートにエネルギーとして『ドゴーン！』と来る方で、こんなに素直に素敵なエネルギーを受けるとドギマギしてしまうというか。そういうのを僕は現場ですごく楽しませていただきました」と語った。
一方、唐田は「現場で奥野さんからたくさんのことを学んだ」と回顧。「奥野さんでもあるし、広志という人物で現場に立っていられるな、と思いました。すごく尊敬ですし、役者として素晴らしいなと思いながら刺激を受けて現場にいました」と振り返った。
映画『死体の人』は、3月17日より全国順次公開。
