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スピルバーグ「過去に戻って実際の思い出を見ている気分」 映画『フェイブルマンズ』の魅力をひもとく特別映像到着

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映画『フェイブルマンズ』場面写真
映画『フェイブルマンズ』場面写真(C)Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

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スティーヴン・スピルバーグ

ミシェル・ウィリアムズ

ポール・ダノ

 映画『フェイブルマンズ』より、監督・脚本を務めたスティーヴン・スピルバーグや、共同脚本兼プロデューサーのトニー・クシュナー、さらにキャスト陣が本作をひもといていく特別映像が解禁された。

【動画】スピルバーグや豪華キャストとともに本作の魅力をひもといていく映画『フェイブルマンズ』特別映像<A Look Inside>

 スピルバーグが監督・脚本を手掛けた初の自伝的作品である本作は、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年が、両親との葛藤や絆、そしてさまざまな人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。

 主人公のサミー・フェイブルマン少年を演じるのは、『ザ・プレデター』『アメリカン・ジゴロ』シリーズのガブリエル・ラベル。母を演じるのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ、父には『THE BATMAN ‐ザ・バットマン‐』のポール・ダノ。

 特別映像で、今までの自身の映画は主に自分の体験を映し出しているというスピルバーグは「過去に戻って実際の思い出を見ている気分だった。初めて味わう感覚さ」と、本作が50年にわたるキャリアの中でもとりわけ特別な作品であることを語る。

 サミー(ガブリエル・ラベル)の母ミッツィを演じたミシェル・ウィリアムズは「生い立ちや家族との思い出、彼の豊かな想像力が描かれている」と巨匠のバックボーンが含まれている旨を解説。

 第95回アカデミー賞脚本賞にノミネートされている共同脚本のトニー・クシュナーは「誰もが味わう経験や人生そのものを表現したかった」と語り、続けてスピルバーグも「自分の家族と重ねて見てほしい。いじめや成長期の喜びと苦しみ、家族の結束と別離も描いている」と本作が鑑賞する人みなに寄り添って製作された“家族がテーマの作品”であることを説明。

 サミーの父バートを演じたポール・ダノは「スティーヴンの世界観は映画的で驚くほど美しい。ただの自伝的映画じゃない。家族を持つ者や映画を愛する者、大きな夢を抱く者に贈る作品だ」と巨匠の世界観構築の手腕に最大の賛辞を贈る。サミーを演じたガブリエル・ラベルは「どの映画に出ても貴重な経験は得られるけど、あの偉大な巨匠の意義ある作品に出られたのは本当に光栄だ」と“スピルバーグ役”という自身にとって最大級のキャリアになるであろう役柄と本作への出演の喜びをかみしめている。

 最後に、スピルバーグは「この物語を語らずに引退できない、この映画はタイムマシンだ。過去の記憶へいざなってくれる」と自身の集大成ともいえる本作への熱い思いを吐露し、映像は締めくくられる。

 映画『フェイブルマンズ』は、3月3日より全国公開。

映画『フェイブルマンズ』特別映像<A Look Inside>

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