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有田哲平、芸人として転機は『銭金』 ホリケンも「追いつかれたと感じた」

エンタメ

3日放送の『有田哲平の引退TV』より
3日放送の『有田哲平の引退TV』より(C)AbemaTV,Inc.

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 くりぃむしちゅー・有田哲平がMCを務める『有田哲平の引退TV』(ABEMA)が3日に放送。この日の放送には、有田の盟友・堀内健が登場し、2人が芸人人生の転機として同じバラエティ番組を上げる一幕があった。

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 この番組は、極めて近い将来の“引退”を決意した有田が、一緒に引退したほうがいいと考える芸能人に引退勧告をするという、異色の「ABEMA」オリジナルバラエティ番組。引退勧告を受けたゲストの人生観や、周囲の人に対する思いなど、“引退”というテーマからゲストの飾らない、赤裸々な発言があぶり出される。最終回の今回、最後に引退勧告をしにいく相手は、有田と30年来の盟友であるお笑いトリオ・ネプチューンの堀内健だった。

 引退勧告9人目となった堀内へは、有田自身が引退勧告をしにいくことに。2人のトークでは、これまでの芸人人生の中でのターニングポイントについても話題を展開。すると、有田と堀内は2人共から、2002年~2007年にかけて放送されていたバラエティ番組『銭形金太郎』(テレビ朝日系)の名前があがった。

 ネプチューンがMCを務め、くりぃむしちゅーはロケリポーターとして出演していた同番組。堀内は、あるとき自分たちMCよりも、くりぃむしちゅーの登場時の方がお客さんの歓声が大きくなったタイミングがあったというエピソードを語り、その際に「とうとう(くりぃむしちゅーに)追いつかれたと感じた。本当に失礼だけど、上から見下ろしている雰囲気もあったと思う。でもそこからお客さんの注目度を抜いていくのを見ていて、すごいパワーだなと思った」と告白。そんな堀内が初めて明かす胸の内に、有田も不意を突かれたように驚きの表情を見せた。

 一方、有田も同番組がターニングポイントだったと感じる理由について語っていくことに。「自分たちの仕事がなくなってきたときに、“ネプチューンさんが司会の番組に、リポーターとして出ませんか?”と言われた。最初は迷った。なんで同期のネプチューンの番組で、俺たちが外回り?って。でも、俺はプライドを守っている場合じゃないと思って。あそこはターニングポイントだったし、逆にいえば、ネプチューンが銭金をやってくれていなかったら、今の自分はなかったと思っている」と語った。

 スタジオトークでは、フワちゃんが堀内のターニングポイントの話を振り返り、「ターニングポイントとか思っているよりも考えていましたね」と感心すると、有田も「そうだね。あまり聞いたことのない話だった」と、有田ですら初めて触れた一面であったことを明かした。さらに、『銭形金太郎」で注目を浴びるまではくすぶっていた時期もあったと語り、「銭金やらせてもらうまでは、本当に俺も(仕事が)何もないし、悔しさもあったり、“なんだかな―テレビタレントはさー”みたいな、そうやって自分を誤魔化すしかなかった」と当時の苦い思い出を赤裸々に明かすと、フワちゃんは「有田さんにもそういう時期があったんだ。エッモ!」とコメント。これには有田も「人の人生をエッモっていうな!(笑)」とツッコみ、スタジオを笑わせた。

 『有田哲平の引退TV』はABEMAにて無料配信中。

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