松井玲奈、岡崎紗絵、倉島颯良が三姉妹に! 映画『緑のざわめき』追加キャスト8名解禁
松井玲奈が主演を務める映画『緑のざわめき ‐Saga Saga‐』の追加キャストとして、岡崎紗絵、倉島颯良、草川直弥、川添野愛、黒沢あすからの出演が発表された。また、3月11日に第18回大阪アジアン映画祭で世界初上映されることが決まった。
【写真】草川直弥、川添野愛、黒沢あすからも出演 映画『緑のざわめき ‐Saga Saga‐』追加キャスト陣
新進気鋭の夏都愛未監督が見つめる女性と自然、性と聖と俗。本作では、福岡と佐賀を舞台に「女性たちの物語」が繰り広げられていく。
小山田響子(28)は東京の忙しい環境に疲れ、生まれ故郷である九州・佐賀県嬉野市に近い福岡県で仕事を探すも、20代後半、元女優の就職活動はなかなかうまく進まない。響子の異母妹である本橋菜穂子(24)は、地元に帰ってきた響子をひそかにストーキングしている。ある日、菜穂子は偶然を装い、響子との接触を試みる。響子の手帳から盗んだ情報を通し、もう1人の異母妹・小暮杏奈(18)と電話の声を通じてつながりをもつが…。響子の居場所を伝導するかのように都会に住みつく者、森に住みつく者、生き別れの三姉妹が、まるで葉脈のように交差し、ざわめき、やがて血縁と運命を超え、性(サガ)が同調する。
今回発表された追加キャストは8人。
主人公・小山田響子(松井)の異母妹であり彼女をストーカーする女・菜穂子に岡崎紗絵。同じく響子の異母妹で佐賀の集落に暮らす少女・杏奈に倉島颯良。響子の元彼・宗太郎に草川直弥。菜穂子の友人・絵里に川添野愛。響子の親友・保奈美に松林うらら。杏奈の幼なじみ・透に林裕太。村に住む長老役にカトウシンスケ。杏奈の伯母芙美子に黒沢あすかがふんしている。
岡崎は「菜穂子は不器用であまり本当の想いを表に出せずにいる、ある意味1番人間味のあるキャラクターじゃないかと思いました。そんな菜穂子に寄り添いながら、夏都愛未監督が創る空気を感じながら、現場に立ちました。バラバラの道を歩んでいた三姉妹が、偶然なのか必然なのか、出会って繋がる。儚くて繊細な3人の想いを是非劇場で感じて頂きたいです」とコメント。
倉島は「杏奈は今まで演じたどんな役よりも、私自身と心の距離が近い人物です。だからこそ、前に進もうとする杏奈の喜びも悲しみも全て受け止めようとした撮影期間でした。それぞれに想いを抱えた三姉妹が出会い、そして不思議につながりあっていく姿が皆さまの目にどう映るのか楽しみです」と話している。
夏都監督は「バラバラの三姉妹が惹き寄せられるように出会い、互いに作用していく物語が、アジア映画が集結する大阪アジアン映画祭でどう受け入れられるのか、今からとても楽しみです」と期待を寄せている。
映画映画『緑のざわめき ‐Saga Saga‐』は、今秋公開予定。