松井玲奈主演『緑のざわめき』9.1公開へ 北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS」出品決定
松井玲奈が主演を務める映画『緑のざわめき』の公開日が9月1日に決定。また、北米最大の日本映画祭として知られ、7月26日よりアメリカ・ニューヨークで開催される「第16回JAPAN CUTS〜ジャパン・カッツ〜」への出品も発表された。本作にとって、初の海外映画祭への出品となる。
【写真】草川直弥、川添野愛、黒沢あすからも出演 映画『緑のざわめき』追加キャスト陣
長編初監督作品である『浜辺のゲーム』(2019)が第14回大阪アジアン映画祭コンペティション部門、アートフィルムフェスティバルに選出された新進気鋭の監督・夏都愛未の第2作となるオリジナル長編映画。監督が見つめる女性と自然、性と聖と俗。本作では、福岡と佐賀を舞台に「女性たちの物語」が繰り広げられていく。
主人公・小山田響子(松井玲奈)は、女優を辞め東京から生まれ故郷のある九州に移住しようと福岡にやってくる。やがて響子の異母妹であり彼女をストーカーする女、同じく響子の異母妹である佐賀の集落に暮らす少女へと物語のバトンが受け渡されていく。賑やかに旅行を楽しむ女性グループが交わり、軽やかな会話劇をすり抜けながら、物語は思いもよらない方向へと進んでいく…。
主人公・響子の異母妹であり彼女をストーカーする女、菜穂子に岡崎紗絵、同じく響子の異母妹で佐賀の集落に暮らす少女、杏奈に倉島颯良、響子の元彼宗太郎に草川直弥、菜穂子の友人絵里に川添野愛、響子の親友保奈美に松林うらら、杏奈の幼なじみ・透に林裕太、村に住む長老役にカトウシンスケ、杏奈の伯母芙美子に黒沢あすか。
「第16回JAPAN CUTS〜ジャパン・カッツ〜」への出品決定をうけ、夏都愛未監督からコメントが到着。
監督は「前作『浜辺のゲーム』を上映してくださったJAPAN CUTSに、本作も選んでいただけたことを、とても嬉しく思っています。ひとつの映画が日本を出ていき、NYという場所で多くの観客に観られることの大切さと、どう受け止められるのだろうかという緊張感の双方を感じながら、いよいよ今秋の日本での劇場公開に向け、より熱量を高めていきたいです」と話している。
映画『緑のざわめき』は、9月1日より全国順次公開。