紀里谷和明監督作『世界の終わりから』本予告解禁 終末世界で世界を救う命運を背負った高校生のハナの運命は?
伊東蒼が主演する映画『世界の終わりから』より、本予告映像が解禁された。世界を救う命運を背負った高校生のハナ(伊東)が、さまざまな困難を前に戸惑いながらも奔走する姿が映し出されている。
【動画】映画『世界の終わりから』本予告
本作は、“世界の終わり”とそれを救うため奔走する一人の女子高生の物語。紀里谷和明が監督・脚本を務め、力強く生きる映画的なヒロインではなく、孤独と絶望に満ちた世界を必死に生きる姿を独自の世界観で描いている。紀里谷にとって本作が最後の作品となる。
主人公ハナを演じるのは、映画『空白』『さがす』などに出演、第77回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞した伊東蒼。彼女にしか出せない独特なオーラと確かな演技力で等身大の姿を体現する。共演は毎熊克哉、朝比奈彩、冨永愛、高橋克典、北村一輝、夏木マリら。
本予告映像の冒頭では「もしあなたがこの未来を変えられるとしたらどうする?」との老婆(夏木)の質問に対し、「なんで私なんですか?」と答える志門ハナ(伊東)。世界の全てが記録されたという本に“2週間後に世界が終わる”と記載があることを告げられ、突如自身が見た夢が世界を救う命運を背負うことを知ったハナは、なんで自分なのか困惑する。
映像では、襲い掛かる多くの困難に立ち向かうハナが「なんでみんなそんなに勝手なんですか?」「私が何かした? なんでこんなに苦しいことばかりなのにこんな世界終わっちゃえばいい。みんな死んじゃえばいい」と諦める姿も。そして「結局、誰が正義で誰が悪なのだ」と無限(北村)。世界を救う命運を背負った高校生のハナは、何を信じて進めばいいのか。巻き起こるさまざまな困難を前に戸惑いながらも奔走する。さらに侍や、明らかに現代人ではないユキ(増田光桜)、ソラ(冨永)、ラギ(柴咲楓雅)らハナを取り巻く他キャラクターの姿も映し出された予告映像となった。
映画『世界の終わりから』は、4月7日より全国公開。