『カメ止め』『侍タイ』に続くか? 自主映画『レンタル家族』連日満席の口コミ人気で全国拡大へ
荻野友里主演、上坂龍之介監督の映画『レンタル家族』が、新宿1館からスタートした自主映画ながら連日満席を記録し、全国の映画館へ拡大公開されることが決定した。
【写真】家族の絆やつながりを深く問い直すヒューマンドラマ『レンタル家族』場面写真
現在、新宿K’s cinemaの1館のみで上映中の映画『レンタル家族』が、22日間連続でオンラインチケット完売という快挙を記録している。SNSや口コミで瞬く間に評判が広まり、劇場には観たくても観られない人が続出している状態だ。
その評判を聞きつけた全国の映画館に加え、テレビや新聞など各メディアからも問い合わせが殺到。このたび、新宿K’s cinemaでの上映延長が正式に決定し、さらに8月21日から全国26館へ拡大公開され、翌週8月28日以降も続々と上映館が追加されることが決定している。
本作は、認知症の母を抱える主人公が「レンタル家族」のサービスを利用する中で、現代社会における家族の絆やつながりを深く問い直すヒューマンドラマ。兵庫県出身の若手映画監督・上坂龍之介の初監督作で、審査員ではなく会場の観客による一般投票でグランプリを決める「第23回中之島映画祭」にて、見事グランプリを受賞した。出演は荻野友里、駒塚由衣、黒岩徹ら。
2025年末に新宿K’s cinemaで1週間限定の自主上映を行った際にも全回満席を記録。予約殺到によるアクセス集中でサーバーがダウンする事態にまで発展したことも話題となった。そんな注目作が、『カメラを止めるな!』や『侍タイムスリッパー』に続く流れで、ついに全国拡大を迎える。
上坂監督は「22日間連続完売という数字は、監督である私自身が一番驚いています。予算も実績もない初監督の自主制作映画が、観てくださった一人ひとりの『この映画を広めたい』という想いだけで、ここまで連れてきてくれました。かつて『カメラを止めるな!』や『侍タイムスリッパー』が起こしたような“映画館で起きている奇跡”を、今まさに体験しています。家族とは何か、人とのつながりとは何か。観終わったあと、大切な人に連絡したくなるような体験を、ぜひ全国の映画館で味わっていただけたら幸いです」とコメントを寄せた。
映画『レンタル家族』は、新宿K’s cinemaほか全国順次公開中。
