安藤サクラ、涙のスピーチに水卜アナ号泣 視聴者も「共感しかない」<第46回日本アカデミー賞>
「第46回日本アカデミー賞授賞式」が10日、都内で開催され、映画『ある男』の安藤サクラが最優秀助演女優賞を受賞。授賞式の模様は日本テレビ系にて放送され、スタジオ進行役を務めていた日本テレビアナウンサーの水卜麻美が、安藤のスピーチに号泣したことが明かされた。視聴者からもスピーチへの感動と共感の声がネット上に寄せられた。
【写真】涙のスピーチをする安藤サクラ
映画『ある男』は、芥川賞作家・平野啓一郎のベストセラー小説を、映画『愚行録』『蜜蜂と遠雷』など世界的に高い評価を受けた石川慶監督が映画化した「愛」と「過去」をめぐるヒューマンミステリー。安藤は、妻夫木聡ふんする城戸章良に夫の身元調査を依頼する谷口里枝を演じた。
受賞後、壇上で安藤は涙を見せつつも子育てと女優業の両立に悩んでいることを明かし「いまのところ私にとって、子育てと撮影はうまくできない」とコメント。さらに「それは撮影のシステム的なことでもあるので、私がどうしたらいいのかは分かりませんが、家族会議をしながら、みんなで協力しながら、悩みつつ頑張って、また大好きな現場に戻れたらいいなと思っています」と語っていた。
スピーチの後、安藤はスタジオに姿を見せて、ナビゲーターの若林正恭(オードリー)や水卜とトークを展開。若林が「素晴らしいスピーチで、水卜の方が号泣してました」と暴露。水卜は涙を拭いながら「自信が無くなったり、しかもご家庭との両立が難しくて…今も難しい?」と尋ねると、安藤は「全然無理です」と告白。続けて「これって絶対どうにかしてかなきゃいけないなと思ってるし、私たちはその都度、私たちのやり方でどうにか、家族で話し合いながらやってるけど…でも、無理だよね〜どうしたらいんだろうねぇ…」と打ち明けた。
若林が笑顔を見せつつ「みんなで考えていきましょう。社会全体で」と応じると、ネット上にも安藤への賛同の声が続出。「全てのワーママの大変さを代弁してて本当に素晴らしかった!」「共感しかない」「全ママが号泣じゃない?!もち号泣!!!」などの反響が相次いでいた。